【年中組】きゅうりを収穫しました♪

1ヶ月ほど前「かぼちゃ」「ピーマン」「きゅうり」「すいか(中はあかいけど)」「ぶどう(みどりの)」と緑の野菜や果物を連想したり「いちご」「おはな」と好きな物をいいながら何が育つか予想をしていた子ども達。みんなでプランターに葉っぱちゃん(きゅうり)の苗を植えました。土をいれ、お水をあげて。みんなの手は立派な道具に大変身!手をお茶碗にして水をあげることに挑戦しました。すぐに水がなくなり何度もすくったり早歩きをしたり…。指先についたしずくも大切なお水、優しく葉っぱちゃんにあげていました。「あ~なくなっちゃう~」と嘆いたり、体操服がびしょびしょになったり…大変だったけど頑張っていました♪

「わ~くるくる」「おひげ」と『つる』や黄色い花に気付き、「トマトかな?」「きゅうりだよ」と確信する子もでてきました。葉っぱによって来る虫を撃退しながら大きくなっていく様子を見守りってきました。小さなきゅうりの実が出来始めると「きゅうりだ!」「みんな~きゅうりだよ」と小さい組のお友だちや大きい組のお友だち、幼稚園のみんながきゅうりを触って一緒に喜んでくれていました。そして…「太ってきたね」と食べごろに気付き年中組の仲間たちで収穫をすることにしました♪

収穫すると誰がきゅうりを持つかじゃんけんが始まり、触ったりにおいをかいだりしていた子ども達。中には「種はいってるんだよ」「種食べれるんだよ」「種並んでる!」「はやくたべた~い」「塩がいい」「生がいい」とリクエストが様々ありました。そこで1本目は『生(そのまま)』で2本目はお弁当の時に『塩』で食べました。「おかわり~!」の声も多くあっという間に完食でした。ぽりぽり音をさせながらおいしそうに食べる子どもたちの姿が印象的でした。

収穫する前に待ちきれない小さい組さんが一足先に味見をしていた(かじっていました(^^♪)ことを伝えると「え~!!」と驚き「ももぐみさんが年中さんになって食べればいい」というシビアな意見もありましたが、「きゅうりが出来るように水をあげてたくさんできて、かもいようちえんのみんなにあげよう」「かもいの人たちみんなにあげよう!」と楽しげに話していました♪どうか沢山収穫できますように…と願う担任です!(^^)!次回の更新をおたのしみに

【年長】お米の活動 (代掻き~田植え)

年長組が大切にしている活動のひとつの『お米の活動』今年もいよいよ始まりました。普段、何気なく頂いているお米ですが、それを実らせ食べられる状態にするには子ども達の想像を超える大変さがあります。しかし、その大変さを経験することは大きな育ちにつながると「楽しい!」も「たいへん~!」も大切に取り組んでいきたいと思います。

まず最初の活動は田植えの準備段階で行われる『代掻き』と呼ばれる作業です。『どろんこ大作戦』という名称で取り組んでいます。この言葉を聞いただけでもワクワクしていた子ども達です。代掻きとは、耕した田んぼに水を張って、かき混ぜて土の表面を平らにする作業です。全身を使って泥の変化を感じ、その感覚が生きた学びとなってその後に活かされていきます。

水を入れながら、最初は脚で踏みならしていきます。まだまだ硬い土をギュッギュッと踏んだり、お団子を作ったり・・・熊手を使うと徐々に滑らかになっていくのを肌で感じていた子ども達です。滑らかになってくると泥の中に座り込む子も(^-^) 「気持ちいい~」「ドロのお風呂みたい~」等と全身で感触を楽しんでいました(#^^#)

どろんこ大作戦から4日後、この日は『田植え』を行いました。今年も久村地区の農家さんのご厚意により、快く苗を分けて頂きました。子ども達の体験のために本当にうれしいですね。立派に実らせ、良いお礼の報告が出来ると良いです。前回の活動は、とにかく混ぜることが大切。そして思いっきり楽しみながらの活動でしたが、今回は違います。お米の赤ちゃんが倒れないように手を使って、ぐっと苗を植えていきます。前回の賑やかな声はなく、真剣な表情で田んぼの中に入っていく子どもたちの姿は、活動の意味を理解しているあらわれです。この切り替えができるのが年長さんらしいですね。途中、年中さんが様子を見に裏庭へ・・・。「何してるの?」と年中さんの問いかけに「田植えだよ」と年長さん。「やってみたい」とつぶやく子に「年長さんになってからだよ」と応えていた子どもたちでした。また年長さんに憧れを持った年中さんですね(*^-^*)

うら庭の田んぼには、みんなが植えた苗がかわいらしく並んでいます。幼稚園にお越しの際はぜひご見学ください。まだまだ『お米の活動』は始まったばかり。今後も活動の様子をお伝えしていきます。次回の更新もお楽しみに・・・。