幼稚園からのお知らせ

【年長組】カルタとり大会

お正月遊びの締めくくり、今日は年長組のカルタとり大会が行われました。遊びを通して日本人としてのアイデンティティを深めてほしい。同時に、よい意味での競い合いや頑張りの気持ちを深めてほしいと願っています。
年長組では、カルタとり大会を通して文字への興味や関心、豊かな感覚を育んでいます。『生活の中にある文字』を楽しみながら学んでいます。
とても盛り上がったカルタとり大会です。お子さんの話を聞きながらお楽しみください。

今日は全2回戦が行われました。一回戦目は、濁音などを抜いたひらがな46枚での勝負。そして2回戦は、濁音と半濁音の25枚の勝負。1回戦の獲得枚数をもとに2回戦目のグループが決められています。

時に真剣に時には笑顔もみられるカルタとり。頑張りの気持ちと共に、仲間の頑張りを認められる姿がたくさんありました。

一回戦目の表彰式。1位の枚数は、23枚(46枚中)でした。2位は22枚、3位が20枚という結果でした。
よく頑張りましたね。

続いて2回戦目の表彰式。1位は16枚(25枚中)2位は15枚、3位は12枚でした。なかなかの接戦ですね。
一緒に頑張った仲間から、たくさんの拍手が送られました。

お正月遊びもひと段落ですが、まだまだお正月遊びのブームは冷めそうもありません。季節の変化を感じながら、新たな活動へも目を向けていけることでしょう。
カルタとりもまだまだ楽しんでいきたいと思います。チャンスがありましたらおうちでもチャレンジを。年長さんはなかなか手ごわいですよ。
次回の更新もお楽しみにしてください。

2021 鴨居八幡神社 齊燈

 齋燈(どんと焼きとも言われています)は、毎年1月15日無病息災と家内安全を願って行われています。古いお札やお守り、お正月飾りなどを神社前の浜にてお焚きあげする神事です。
かもいようちえんでは 幼児期から日本伝統の文化的行事に触れていくことを大切に考えているため、 毎年家から持ってきたお正月飾りを納めに行く経験をしています。
 1月14日、かもいようちえんのみんなで一緒に浜へ行きました。

「バスで見るよりも大きい!」登降園の際バスから見ていたお友達もその大きさにびっくりしている姿が…。「これ(齋燈の山)を燃やすと(お正月飾りやお守りが)神様の所に帰るんだよ」と年長組のMくん。日本の伝統文化に興味関心を持ち、調べてきてくれたこと嬉しく思いました(^^♪
「よろしくお願いします」「元気に過ごせますように…」と手を合わせてお願いし、納めていた子ども達でした。

翌日(1月15日)齋燈が行われました。朝8時に点火の為、点火前に幼稚園のみんなで見学に行くことはできませんでしたが、登園前におうちの人と一緒に見学してくれる方も多く嬉しく思いました。

8時ちょうど。鴨居八幡神社神主さんのお祓い後、氏子会の皆さんの手で点火が行われました。一気に燃え上がり…。火の暖かさを感じ、炎に見惚れるひと時でした。

 “実際に見てほしい、感じてほしい”という先生たちの想いから、登園したバスコースごと浜に向かい、見学しました。
「すごい!火が!!」「あったか~い!」火の暖かさ、迫力を感じたり…。
「大きいお山なくなってる!」昨日との違いに気づいたり…。様々な事を感じていた子どもたちです。
 氏子会の皆さんが声をかけてくれ、齋燈のことなどを教えてくれました。地域の皆さんとの触れ合い、文化との触れ合いが楽しいひと時でした。
 登園の時間上、直接見ることのできないお友達もいましたが、写真を見たりクラスの仲間から話を聞いたりとその時の雰囲気、情景を知り感じることが出来ました。


かもいようちえんの子ども達、関わって下さる皆さんにとって、健康でステキな一年になりますように…。

鴨居中学校のお兄さん・お姉さん『ありがとう!』

2020年末のKamoi Daysでも紹介した鴨居中学校の皆さんから頂いたクリスマスカードが14:00降園初日に子ども達に届きました。
枚数の都合で年長組と年中組は一枚ずつ。年少さんはクラスみんなでカードをもらうことになりました。
並べられたカードはどれも素敵で『こっちもいいけどこっちも…』かなり迷っていた子ども達でした。
一つ一つカードを広げ、メッセージを読むお友達も沢山いました。
カードを作ってくれた皆さんに『ありがとう』の気持ちが届くといいなぁと思い公開させていただきます。

お兄さん、お姉さんに会えたらなんて言いたい?の言葉に…
『ありがとう!』『絵が上手ですごいと思った』
『かわいいカードでびっくりした!』
『中学生すごいって思った』等などの声が…。

皆さんから気持ちは、しっかりと子ども達の心の届いたようです。
今度は、幼稚園のみんなの気持ちがお兄さんお姉さんに届きますように…。
『おにいさん・おねえさんありがとう』

【年長組】お米の活動ついに『完結』(^^♪

5月に苗を植えてから約9か月。年長組のみんなで取り組んできたお米の活動が今日ひとつの大きな区切りを迎えました。それは、お米を『おいしくいただく』ということです。
田んぼの草むしり、稲刈り、脱穀、籾摺り、精米…など様々な経験をしながらたどり着いた今回の活動は子ども達の心にどう映ったのでしょうか?
お子様のお話を聞きながら一緒に活動を振り返ってみてくださいね。

それでは、今日の活動をご紹介します。

今日の活動は『精米』からのスタートです。
瓶に入れた玄米を割り箸でついていきお米同士がこすれることで米のぬかを落としていく方法です。みんなで順番にお米をついていくのですが、目に見える変化はなく…。『粉は出るけどきれいにならない…』これはなかなか大変な作業になりそうです。この方法では1週間はかかりそうです…。

そこで今回は文明の利器『精米器』の登場です。
玄米を精米器に入れてスイッチオン。約3分で5合分の精米が完了です。
『すげーーーーー!』『かんたんじゃーーーん!』これまでの苦労を知っているからこその驚きですね。玄米が見慣れた白米の状態に。

ここからはおうちでも見たことがある光景かもしれませんね。
お米を研いで炊飯器の中へ…。今回ようちえんは炊飯器ではなく土鍋ごはん!にチャレンジしました。
おいしく炊き上がりますように…。

30分後…。
ついに炊き上がりました!見事に真っ白ほかほかごはんの出来上がりです。
ご飯をこんなに見つめたことが今まであったでしょうか?
色、香り、温度等など五感をすべて使った瞬間です。

そしていよいよ『いただきます!』
何もつけない『ごはんそのもの』の味を満喫したひと時でした。

『やわらかーい!』『あったかーい』『甘ーい』次々にご飯の感想が響いた年長組のお部屋。そのお味は、みんなの表情で分かりますね。
お米の活動2020が大きな一区切り。
しかし本当の完結は、みんなが『食に対する喜びや感謝』の心を育むことです。
今回の活動をきっかけにそんな心が深まってくれることを願っています。
お子様からのおみやげ話とあわせてお楽しみいただけたら幸いです。
次回の更新もどうぞお楽しみに!

3学期。令和3年のスタートです。

 皆様あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、幼稚園の3学期がスタートしました。今年は例年とは違ったお正月となりましたが、元気に過ごされたでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いします。

今朝は雪がちらつき、うっすらと屋根や裏庭に雪が残っていました。初めて雪を見た子もいたのではないでしょうか。雪がついている葉っぱを大事そうに持って登園してきた子もいました。

かもいようちえんでは、十数年前から登園する子ども達を着物姿で迎えています。お正月といってもなかなか目にすることがなくなってしまった日本の文化を幼児期の子ども達にしっかりと伝え、残していきたい。そんな願いを当時の先生たちが話し合い、今の姿に繋がっています。着物姿を見た子ども達は「かわいい~!」と声をかけてくれたり、よそよそしい雰囲気で少し遠くから見つめていたり、そ~っと着物を触りにきたり等、様々な反応を見せてくれました(^^♪

日本の伝承遊びである“お正月あそび”はかもいようちえんで大切にしている活動の一つです。来週からもたくさん遊んでいきたいと思います。

そして、今日は始業式。子ども達の元気な顔がそろいました(^.^)「あけましておめでとうございます」みんなで新年のご挨拶をしました。園長先生の「手洗い、うがいをしっかりしましょう」「先生や友達の話を最後まで聞きましょう」等のお約束を真剣に聞いていた子ども達です。

3学期から新しくかもいようちえんの仲間になったお友だち。はずかしそうにお名前を言っていました(^.^)その姿を見て、パチパチと拍手が・・・

久しぶりに会えた友だちや先生と記念撮影。この時だけはマスクを外してハイ、チーズ!みんな、良い顔を見せてくれました(^.^)

様々な制約があり、不安な状況がまだ続きますが、健康管理をしっかりとし、子ども達の沢山の笑顔が見られるよう一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。3学期もよろしくお願いいたします。次回の更新もお楽しみに・・・