幼稚園からのお知らせ

春の訪れ…豆まきをしました。

2月3日の節分の朝、子どもたちは自分で作った鬼のお面をかぶった子どもたちがあちらこちらから…(#^.^#)ちびっこ鬼が元気に遊びます♪「おにだぞ~」「おには~そと!ふくは~うち!」楽しい声がたくさん聞かれまし(*^^*)

お部屋で先生から節分の話を聞いたり、ひいらぎの葉っぱに触れたり、イワシの頭の匂いを嗅いだり…。(古来日本では臭い物や尖ったものには厄除けの効果があるとされています)「くさい~」「ちくちくする」「これおさかな!」と興味津々。お部屋からトイレへ玄関そしてホールと元気な声と共に豆まきを撒きます。大きい組さんがたんぽぽさんのお部屋も豆を撒きに来てくれました♪

そこへおにが!!!

みんなで「おには~そと!ふくは~うち!」元気にまめをまいて鬼をやっつけることができました(*^^*)「まめがなくなっちゃった!!」「ちょっと怖かったけど泣かなかったよ」「こわくないよ!」鬼が逃げて行ったあとみんなで豆まきの歌を歌いました♪みんなの心の中の『泣き虫おに』『怒りんぼうおに』『意地悪おに』もいなくなったことでしょう(^^♪

かもいようちえんは日本の伝統文化や習慣を大切にし、日々の保育に取り入れています。活動を通して子どもたちの心に残ってくれることを願っています。次回の更新をお楽しみに…

楽しかったね!お楽しみ会♪

2月1日(水)お楽しみ会がありました。かもいようちえんでは子ども達に様々な文化や芸術・芸能に触れてほしいとの願いから様々なジャンルのお楽しみ会を企画しています。「今日お楽しみ会だ!」「何をするんだろう?」「たのしみ~♪」とワクワクした様子の子どもたち。今回はかかし座さんにお越しいただきぶんぶくちゃがま(影絵)を見ました。そんなお楽しみ会の様子をお伝えします。

何が始まるのか楽しみにしながらホールに集まってきた子どもたち。先生が「影絵って知ってる?」と聞くと「・・・?」の子や「手で芸をする」と話す子の姿がありました。

影絵が始まると興味津々で見ていた子どもたち。その後かかし座さんに登場していただき動物や生き物(犬・カラス・カニ・きつね・フクロウなど)のつくり方を教えていただきました。じーっと見ている子・真似て真剣な様子で一緒につくってみる子の姿が見られました。つくることができると近くにいるお友だちと見せっこをして確認し合ったりする姿も…。

そしてぶんぶくちゃがまのお話が始まると夢中になってみていた子どもたち。お話の途中で出てくるタヌキの綱渡りや玉乗り・皿回しに「すごーい!」「おもしろ~い♪」などと大興奮でした。影絵が終わりお部屋に戻ってからも教えて貰った動物や生き物をつくりお友だちと見せ合ったり、外で日の当たるところを見つけて実際に影絵をして楽しんでいた子どもたちの姿がありました(*^^*)

楽しい一日を過ごすことが出来ましたね。次回の更新もお楽しみに♪

リズム発表会に向けて… 舞台づくり

2月18日(土)は、かもいようちえん69回目のリズム発表会です。これまで、運動会や作品展その他小さな行事においてもお伝えさせて頂いてきた『園の行事は日常生活の延長線上にある』という考え方。その考えはもちろんこのリズム発表会にも通じています。これまでの生活で培われてきた『言葉』『音楽』『身体表現』といった『表現分野』の育ちを『発表会』という形で披露する場がこのリズム発表会なのです。

『日常生活の延長線上』という考え方を大切にすると、今回の舞台づくりがより面白くなるのでは…。と思います。『自分たちで作る発表』『自分たちの舞台』『自分たちので手で…』そんな思いのこもった舞台づくり。どうぞお楽しみください。

年長さんの声掛けで集まった幼稚園中のおともだち。先週、年長さんから話をされていた年中さん・年少さんは『舞台作るって!』『ぼくたちも?』『何するの?』と興味津々。年長さんにお願いされたお仕事にやる気十分です。

先に、年長さんが決めた各学年の役割をお伝えします。
年長さんは舞台の土台となるテーブルを並べひも(スズランテープ)を使って土台を固定します。
年中さんは土台を固定するひもを必要な長さ・本数で切っていきます。
年少さんは切ったひもを年長さんにお届けです!詳しくは後ほど。

幼稚園の仲間が集まり元気にごあいさつ。「がんばるぞー!」の掛け声で活動がスタートです。

役割分担をして活動スタート。

この日一番の力仕事はこちら。テーブルを運び結んだものを列にしてさらに固定していきます。

用意された3種類のスズランテープ。どれも必要な長さと本数が決まっています。それをチェックする〇印。何気ないシーンの中に『知的好奇心の芽』が隠されています。

外からのぞくのは…。そうです。たんぽぽ組のおともだちです。年齢的な安全を考慮してこの日は別の活動となりました。しかし、大きい組が何かをしていることをちゃんと感じ取りそっと覗く姿が…。この『感じ取る心』も大切にしていきたいですね。

舞台の土台が完成し、いよいよ仕上げの作業です。先生たちが補強用の板を舞台上にあげていきます。誰からともなく始まる『がんばれー!』の声が大きくなっていきます。

いよいよ舞台が完成。最初に『乗りたーい!』と大きな声をあげたのは年長児Rくん。その声に反応して次々に「乗りたーい!」の声が上がりました。そしてみんなで舞台の上へ!

『たかーい!』『おーい!せんせーい!』等など笑顔が広がっていきます。

舞台が完成し、リズム発表会への意欲も一気に高まることでしょう。季節はもうすぐ立春。リズム発表会と共に素敵な春が訪れることを願っています。
次回の更新もどうぞお楽しみに!

レッツトライ!お正月あそび‼

3学期が始まって3週間。幼稚園のあちらこちらで繰り広げられているお正月遊びの様子をお伝えします。今年も保護者の皆様にご参加いただけないのは大変残念ですが、お子様からのお話や個人ノートと合わせてご覧いただき、お楽しみください。

かもいようちえんでは、日本に古くから伝わる伝承遊びを大切にしています。その遊びには、子どもたちが育っていくために必要な器用さや言葉などが自然と身に着くように上手く組み込まれています。子どもたちはこの時期、『お正月遊び』としてそれらを経験しています。

1番人気は羽根つき!糸につながった『修行の羽根』なら小さいお友だちも羽根をつく感覚を味わうことができます。お友だちや先生と向かい合ってカーンカーンといい音を響かせる年長さんの姿も…。その姿を見た年中さん・年少さんも刺激を受け挑戦する姿が見られました。

コマ回しも大人気!ひもを巻くのは難しいですが、これがうまく回す秘訣。頑張っています。たんぽぽさんもお友だちが回しているコマを見て興味を持ち挑戦してみようとする姿がありました。もも組さんの中にも自分でひもを巻いて回すことができるようになったお友だちもいます。

それを知った年長さんは翌日一生懸命に取り組む姿が…。小さい組さんから刺激を受け「頑張るぞー」の気持ちがより一層高まっていった年長さんです。

ホールやお部屋ではカルタやトランプ、けん玉にも挑戦しています。遊びながらルールを知ったり、文字や数字への関心が高まっていきます。

使った後の片付けもお友だちと協力しながら自分たちの手で行っています。お正月遊びはこれからも子どもたちの間で伝承されていくことでしょう。「むずかしい」と感じてもあきらめずに挑戦し続けこれからも新しい技を習得しながら活動を深めていきたいと思います。お子様から「できたよ!」の声が届くのももうすぐかもしれませんね。おたのしみに…。

屋上のプールが…

天気予報では、警報レベルの寒気の訪れを繰り返し伝えていましたが、横須賀市は大きな被害や事故などは無かったようでひとまず安心しております。幼稚園も通常通りに登園することが出来ました。日本海側の地域では、大雪となったようですが十分な備えをされていた地域も多かったようで『自然』と向き合うことの難しさと大切さを感じた朝となりました。
自然は『怖いもの』という考えはとても大切です。しかし、幼児期の子ども達にはそれ以前に自然の『美しさ』や『不思議さ』『雄大さ』を体験から感じてほしいと日々願っています。そんな幼稚園で今朝、子ども達の大喜びの出来事がありました。
タイトルの通り、屋上のプールがどうなってしまったのか…お楽しみください。

『こと』のはじまりは、園庭で遊んでいた年長さん。水道の水が出ないことに気がつきます。
『???』『こわれた?』
『凍ったんじゃない!』(さすが年長さん。天気予報で繰り返し注意報が出ていたのを見聞きしていたのでしょう)
『ほんと?』『凍っちゃったの?』年長さんと先生が話しています。
『プールも凍ったんじゃない?』と年長さん。(実は先生プールは下見済み。年長さんのこの声を待っていました)

さて屋上は…
「おーーーーーーー!」
「こおりーーーーーーーー!」
「すげーーーーーーーーぇ!」
ひょっとしてと思っていたものの実際に氷を目にすると大興奮!早速プールに近づく子、仲間を呼びに行く子、屋上から園庭に向かって叫ぶ子(笑)等など思い思いに気持ちを表現していました。
大興奮の様子をどうぞごゆっくりご覧ください。

次々に屋上に集まってくる幼稚園のみんな。こういう時の情報が伝わるのは本当にアッという間です。日頃から『伝えあう』ことを大切にしている文化が力を発揮します。ほんの数分で園庭やホール、お部屋にいたお友達がみんな屋上のプールに集まりました。

一生懸命手を伸ばし氷を取り上げるとみんな大はしゃぎ。そっと光にかざす子や思い切りよくプールに投げ入れてその音を楽しんだり…。思い思いに五感フル発揮で楽しんでいました。

これは一緒に楽しんでいた先生が子ども達の声を聞いて思いついたアイディア。
流氷に乗った白クマさんが流れていきます。

みんなで一通り感触を楽しんだ後、年長さんはあることを調べ始めました。
あそんでいる時に『これ薄い』『これ厚い』と感覚で感じていた厚さを先生の物差しを使って調べてみました。
生活の中にある『科学性の芽生え』が実践されていきます。
「1せんちめーとる!」「これは?」と次々に氷を計測しました。ミリ単位の計測は難しかったようですが、厚いもので1.5㎝ほどの厚さがあったようです。

氷が張ることが珍しくなり、屋上のプールが凍ったのは今季初。『自然』からのプレゼントを全身で受け取った子ども達でした。『氷』や『霜柱』など季節ならではのものにこれからも…。楽しみにしています。