保育日記【年長組】

おいもほり…その後

お芋ほりから数日が経ちました。持ち帰ったサツマイモは召し上がっていただけたでしょうか?お手紙にもありましたように、持ち帰ったおいもは保育の中で子どもたちが自分で選んでいます。『おいもやさん』が開店し、お客さんが買いに来て…ごっこ遊びを楽しんだ様子をお伝えします。

お芋ほりの後、大きさを選別し年長さんが本数を数えてくれました。数量や文字に触れるのも生活の中で…ということを大切にしています。

ホールに並んだおいもを見て「食べたいな~」「おいもやさん、する?」という声が聞かれ年長さんが準備を始めました。「水色バッチが来たら お店 始めよう!」

水色バッチさんが登園し、いよいよおいも屋さんが開店しました。小さい組さんに声をかける子、お店に来たお友達の名前を確かめる子、おいもを新聞で包む子、名前を書く子…と自然に役割分担をして活躍する年長さんたちでした。
お客さんたちは大きさや太さ、数などをよ~く見ながら「これ!」と決めていました。「うちは4人家族だから…」と『我が家にちょうどいいおいも』を探すお友だちもいました。お会計では「次のお客さん、どうぞ~」「みんなはタダだけど、先生は5700万円ね!」とジョークも楽しい店員さん(^_-)-☆

お弁当の時間にふかし芋を食べると「おいし~い」「あまい!」「おかわり!」と大好評でした。ぜひご家庭でもみなさんで味わってくださいね。召し上がった感想もお待ちしています。次回更新もお楽しみに♪

みんなで『おいもほり』2023 

作品展の余韻も落ち着きを見せ始め、新たな活動や季節に目が向き始めたこの頃です。春に植えたサツマイモの葉が黄色く枯れ始めると、サツマイモの収穫の合図…。気候のせいでしょうか、今年はなかなか葉が枯れずに『まだかなぁ』と待っていた状況でした。
しかしこの数日の寒さのせいでしょうか、急激に葉が色づき、収穫のタイミングが訪れました。年長さんの話し合いを中心にお芋ほりが行われました。小さい組のお友達に年長さんが声をかけ、一足先に畑へ…。『年長さんがお芋ほりするって』お芋ほりのニュースが一気に幼稚園内を駆け巡りました。

お芋はあるかな…。年長さんはそっとつるを除けて確かめています。さぁ、お芋ほりのスタートです。

年長さんがお芋を掘り始めたころ、年中さん、年少さん、たんぽぽさんが順番に畑にやってきました。いよいよ幼稚園のみんながそろってのお芋ほりが始まりました。天候は曇り。少し肌寒い陽気となってしまいましたが寒さも忘れて頑張る子ども達の姿がありました。
『なんかいるーーーー!』虫の登場に大騒ぎがあったり、つながって掘れたお芋に大はしゃぎしたりととても盛り上がっていた子ども達です。みんながお芋を掘れるようにはじめは学年ごとに区分けをして取り組んでいましたが、次第に学年入り混じっての活動に変化していきました。小さい子をサポートするお兄さんお姉さんの自然な姿がとても嬉しく、成長を感じました。

今年のお芋は真ん丸のお芋が沢山。今年の品種は『べにはるか』です。例年以上に真ん丸のお芋。お芋の育て方に詳しい方、お芋の形と育て方に関係はあるのでしょうか?わかる方がいらっしゃったら教えてください。

約1時間、思う存分にお芋ほりを楽しみました。お芋ほりに満足して、トンネル遊びを始める小さなお友達もいましたが、それもまた…。
『お芋の大きさにこだわるお友達』『お芋の形にこだわるお友達』『とにかく小さいお芋が好きなお友達』『掘ったお芋を手放すことなく握りしめている子』などなど、それぞれの姿と表情がみている私たちも笑顔にしてくれます。

園庭のウッドデッキいっぱいに並べられたサツマイモ。暑さと寒さ、天気と豪雨…。気候のおかしな春・夏・秋でしたが、土の中でお芋はしっかりと成長してくれていました。子ども達の心の中に収穫の喜びが育ってくれることを願っています。
収穫したお芋はこれからどうなるのでしょうか…?もちろん…。お子様からのお話をどうぞお楽しみに!
次回の更新もどうぞお楽しみに!

作品展その後…その3 お片付け編

合作『みんなのこころのきもち』でたくさん遊んだ子どもたちでしたが、クリスマスツリーが届くことを知りホールをお片付けすることに。年長さんから「クリスマスツリーがくるからホール片付けよう」「○○グループさん集まって!」とお外やお部屋で遊んでいる小さい組さんへの声かけで全園児がホールに集まりました。「みんなで片付けよう。」と年長さんがお話すると頷く小さい組のお友だち。

それぞれのグループに分かれて年長さんを中心にどのように片付けるかの話し合いが始まりました。段ボールを開いて片付けるグループや同じものを集めるグループなど決めたやり方でお片付けスタートです!「壊すんじゃなくて片付けるんだよ」「優しく片付けよう」の声も聞こえてきました(^^♪ また「さよなら いちご」とそっと袋に入れる年長さんもいて、作品への愛着を感じる嬉しい姿でした。

たんぽぽ組さんは卵パックで作った園庭の砂のお片付けです!紙は袋の中へ卵パックは足でぺっちゃんこにします。「いい音する!」と楽しみながらお手伝いをしました♪

大きいものを運ぶときはみんなで。「誰か手伝って~」と仲間を呼び、「通りまーす」と声をかけながら力を合わせます!机を綺麗に拭くのも雑巾を絞るのも上手でした。普段から生活の中で行っていることが活きていますね(^^)

満3歳児・3歳児・4歳児の子どもたちは年齢に応じて活動を終えていきます。年少さんから「よろしくね」とお願いされると元気よく「いいよー!」と年長さん。年中さんからは「ご飯食べてもいい?」と聞かれると「いいよ!」と答えていました(#^^#) 任された年長さんは「あと少しがんばるぞー!」「おー!!」とラストスパートです!段ボールをほうきのように使い小さいごみを集め箱に入れてから捨てたり、実際にほうきを使って床のすき間もきれいにお掃除します。

ホールを見渡すと「きれいになったー!」と達成感に満ちた年長さんの声が聞こえました。片付けを含めての合作活動を終え、子どもたちは前を向いてまた歩き出します。最後まで頑張ること、仲間との協力、小さい組さんへの優しい気持ち。様々な思いを深めることができた日々でした。さあ12月!この季節ならではの楽しさを子どもたちと感じながら過ごしていきたいと思います。次回の更新もお楽しみに(^^♪

作品展その後…その2 あそび編

『みんなのこころのきもちで』あそぼうよ、という年長組からの誘いで小さいクラスのお友だちも一緒にホールへ集まりました。「クレーン車に乗ってもいい?」「ケーキ食べてもいい?」「うさぎ触っていいの?」と小さいクラスのお友だち。『いいよ~!!』と年長さん。幼稚園の70周年のお誕生日に「幼稚園にいい景色を見せたら幼稚園もきっと喜ぶよ。」という思いから始まった今年の合作活動。みんながホールへ集まるとケーキの周りを囲んで自然とハッピーバースデーの歌が始まり、かもいようちえんの歌もプレゼント。「おめでとう!」と大きな声が響きました。合作であそぶ様子をお楽しみください。

それぞれのグループで集まり自分たちで作った作品であそび出しました。クレーン車に乗って運転したり、クレーンを動かしてみたり。「オーライ、オーライ!」と誘導する姿も。“いい景色”を見て「わ~!いい景色、お~い!」と手を振るお友だちも。

ケーキの周りを囲んで手を繋ぎハッピーバースデーを唄い、ろうそくの火を消したりクリームをペロリ。いちごやバラもパクリ。大きい子の真似をしてろうそくの火を「ふ~っ」とする小さいお友だちもいました。

うさぎの上に乗ったり、うさぎを抱っこして「かわいい~!」となでなでしたり。「ふわふわだね。」と触っている姿もありました。

それぞれが充分にあそびを楽しんだ子ども達、お家でも沢山お話を聞いているかもしれませんね(*^-^*)この後の活動も楽しみです♪次回の更新もお楽しみください。

第70回 創立記念集会

2023年11月20日(月)で70周年を迎える本園。20日は、創立を記念して休日となるため本日創立記念の集会が行われました。ホールに集まってきた子ども達からは『今日お誕生日なんでしょ』『ハッピーバースデーするんだよ!』とお話が…。クラスの先生のお話をよく聞いて、ホールに集まってきてくれました。

司会の先生がお話を聞くと、口々にお誕生日への気持ちを話してくれた子ども達。みんなで鴨居幼稚園を歌う声も心なしか元気さが増していたように思います。本当にうれしい姿です。

園長先生から、かもいようちえんの創立のお話や、夜になると『園長先生は幼稚園とお話ができる』というお話を聞いて、目を丸くしていた子ども達です。

そして、お祝いのお裾分けとして紅白まんじゅうが配られました。年長組の代表のお友達がしっかりと受け取ってくれました。これも、鴨居幼稚園(かもいようちえん)に代々伝わる伝統です。今年の紅白饅頭には特別にあるマークが刻印されています。お気づきになりましたか?

みんながかもいようちえんに『ハッピーバースデー♪』をプレゼントしてくれました。そして、プレゼントにお誕生日カードを作ってきてくれたお友達も。ひまわり君の70周年バージョン。ありがとうございました。

時代をさかのぼると、ようちえんの創立を記念して始まった作品展がもうすぐ開催されます。その日に向かって子ども達の思いも膨らんでいるようです。70回目の作品展でも、子ども達のお祝いの気持ちが膨らみそうです。そちらもどうぞお楽しみに。
70周年、これまで幼稚園を支えてくださった多くの皆様に心から感謝いたします。そしてこれからも『かもいようちえん』をどうぞ宜しくお願い致します。