保育日記【年長組】

お米の活動~精米・

3日間かけもみすりが終了しました。全部で一升の玄米が採れ、過去最高記録だということを伝えると「やった~~!」と大喜びのこどもたちでした。
翌日は精米を行いました。ビンに玄米を入れ、箸でお米をつくと「ギュッギュッ」「ザクッザクッ」という音が・・ビンに耳をつけて音を聞いている姿が・・ビンの底をのぞくと粉が溜まってきている事に気づいた子も・・精米はとても時間がかかる事を伝え、少し機械の力を借りました。精米機の中でぐるぐる回るお米を見て「何だか、竜巻みたい」「お米がグルグル回ってる」等の声。精米出来たお米を見て、「おお~!」「お家と一緒だ!」と歓声が・・お米がどれくらいになったか計ってみると『6合と少し』

「あれ?10合だったのに・・」と少しがっかりした声もありましたが、早速、お米とぎを・・といだ時に出た、白い水を見て「お米のとぎ汁だ!」「ヘチマにあげたよね」と思い出したようです。その後、土鍋にお米を入れ着火。途中「先生!大変!お鍋がブクブクってなってる!」と慌てて教えに来てくれた子もいましたが、無事に炊きあがりました。

土鍋のフタを開けると湯気と共に、炊き上がったお米が・・「うわあ!」「できてる~!」と大喜び。「早く食べた~い」手をお皿にして、先生からご飯をもらいました。「あったかいね」「ほかほかだ!」と嬉しそう(^O^)

みんなで「いただきます!」

「おいし~い!」「もちもちしてる~」「もっと食べたい!」「おかわりしたい!」とおかわりもし、大満足の子ども達でした(*゚▽゚*)

5月のドロンコ大作戦(代掻き)から8ヶ月。お米の活動を通して、楽しさだけでなく大変さも経験し、食べ物(お米)に対し、自然と感謝の気持ちを育む事ができました。また、鎌やすり鉢など普段はあまり使わない道具の扱いも知る事ができました。この経験が今後の糧になってくれる事を願っています。

たくさんのご協力ありがとうございました。

クリスマス会2019

今日は、幼稚園のお友達みんなのクリスマス会が行われました。
かもいようちえんでは、季節の行事や文化を大切にしたいとの願いから、クリスマスを楽しんでいます。
子ども達同士のクリスマスソングの歌い合いとあわせて、毎年参観された保護者の皆さんにも『きよしこの夜』を歌って頂き、子ども達と『ともに楽しむ』を大切にしています。

年少さんは『サンタのおじいさん』年中さんは『あかはなのトナカイ』年長さんは『あわてんぼうのサンタクロース』を歌いました。そして幼稚園のみんなで『北の国から』を歌い…。年齢に応じた成長が感じられ、楽しいひと時になりました。 
あたたかい手拍子や拍手で応援して頂きありがとうございました。

そしてクリスマス会では毎年、人形劇団やそれぞれの分野で活躍する方にお越し頂き、お楽しみ会を行っています。年齢に適した『幼児文学』を大切にしたいと願っています。今年は『人形劇団ピコット』さんにお越し頂き『ジャックと豆の木』の人形劇を楽しみました。

人形劇が終わるとサンタさんの登場…。鈴の音にシーンと静まり返る会場内。
お友達の『サンタさんだー』の声をきっかけにしたようにニコニコのみんなでしたね。
サンタさんとのお話を楽しみ、一人ひとりプレゼントをもらい…。楽しいひと時となりました。

クリスマス会が終わると2学期もあとちょっと…。体調に気を付けて、すてきな2学期の締めくくりを迎えられるように願っています。
ご参観頂いた保護者の皆様、ありがとうございました。

お米の活動~脱穀・もみすり編~

お米の活動が着々と進んでいます・・・!
10月末に行った脱穀。お家から持ってきてくれたペットボトルと割り箸を使い脱穀をしました。
子ども達が試行錯誤する中でやり方を編み出していきます。
(先生たちは“自分たちで考え、やり方を見つけて欲しい”という思いからを伝えていません。)
「パラパラって取れた!」そんな声が様々なところから聞かれ、
友だち同士で伝え合い、電波していきました。

コツをつかむと1人で取り組む子の姿も・・・。
2日かけ、刈った全ての稲の脱穀を終えました。



先日、もみすりが始まりました。すり鉢のご協力、ありがとうございました!
すり鉢にお米をいれ、ボールですりあげていきます。

お米から離れた籾殻を「ふーっ」と吹いて飛ばします。
「なんか雪みたい~」そんな声も・・・♪
ボールでする際、力を入れすぎるとお米が割れてしまうため、
うまく“力を加減”して取り組んでいた子どもたちです。

もみすり完了まであと少し・・・。みんなで頑張りたいと思います!

お餅つき大会をしました!

お餅つきの練習をしている年中さんと年少さん!やるきまんまん!!
園庭では…かまどからもくもくといい匂いが…

かもいようちえんでは、日本の文化を伝える為に、毎年保護者の協力の元、お餅つき大会をしています。
漂う香りや餅をつく音、ついた手に伝わる感覚など五感を通じて日本の文化に触れてほしいと願っています。
子ども達が思い切り楽しんだ2019年お餅つき大会をご覧ください。

かまどに火も入り、保護者の方々もお集まり頂きました。園長先生から今日の手順やお手伝いの内容を伝えています。ご協力ありがとうございました。園庭には楽しみにしている子どもたちも集まってきました。

子ども達にお餅つきの迫力やダイナミックさを感じてもらうため、毎年一臼目はお手伝いのお父さんや男性の先生が餅つきを行います。
餅つきに合わせて、子どもたちの元気な声が響きます。
つき上がったお餅を見せてもらい、もち米から出来上がった(変化した)お餅に大喜びの子ども達でした!!
子ども達は各クラス順番に、お餅つきにチャレンジしました!頑張ったお餅つき。
お子様からのおみやげ話もたくさんあったのではないでしょうか?

つき上がったお餅は、お手伝いの保護者の皆さんが小分けにしてくださり、年長さんが、あんこやきなこをまぶしてくれました。
活動前には食べ物を扱う大切なルールのお話を聞き、手洗いうがい、手の消毒も子ども達が十分に意識をして取り組むことができました。
手伝いの皆さんのフォローも感謝です。

朝は天候が心配でしたが、無事にお餅つきを行うことができました。
お弁当箱に入れてもらったお餅を食べ、「おいしい~!」「やわらかいね」などと言いながら美味しそうに食べていました。中には生まれて初めてお餅を食べる子も♪自分たちで力いっぱいついたお餅!より一層おいしく感じていました。
デザートのみかんは、昨日年中少さんがみかん狩りに行った地域の『鈴木みかん園』さんからのプレゼントです。ごちそうさまでした。
今日の活動が子ども達の将来にとってステキな経験になったことと思います。
お手伝いや参観など、様々なご協力ありがとうございました。

本日のお餅つき大会の様子は、後日よつば写真(インターネット販売)にて販売致しますのでどうぞ、お楽しみに!