保育日記【年長組】

【年中長組】春の遠足『海底探検』

昨年度は新型コロナウイルスの影響により中止となった春の遠足『海底探検』。今年は、保護者の皆様にご参加いただくことは出来ませんでしたが子ども達の大きな期待を一つかなえることが出来たことは本当にうれしい一日となりました。あたたかい『いってらっしゃい!』で子ども達を送り出してくださったことに感謝しております。
元気に過ごした一日をお子様のおみやげ話と共にお楽しみください。

かもいようちえんの春の遠足は、創立当初から大潮(潮の干満の差が最も大きくなる周期)の多々良浜と決まっていました。日常的に目にする海が大きく変化する様子を楽しみ、普段は目にすることが出来ない海底の様子や生き物の住処に近づき、実際に手を触れて過ごしてきました。しかし、ここ数年は平日に干潮時間が重なることがなく、平日の保育時間中に潮位がマイナスとなるのはおよそ10年ぶり(園長T調べ)でした。
最高のお天気、潮のめぐりとなった『海底探検』です。

クラスごとに整列し、みんなで朝のごあいさつ。交通ルールの確認をしていざ出発です!

いつも歩いている道も、みんなと歩くと景色が違って見えるのか終始笑顔の子ども達。海が見えてくるとすでに大興奮でした。

記念写真(集合写真は後日配布されます)を撮って、いよいよ海底探検スタートです。

すべるかな?深いかな?冷たい?あったかい?海のにおいは…?何か動いた?などなど・・・

海底探検の後はもう一つのお待ちかね!『お弁当』の時間です。緑地広場の木陰でいただきました。気持ちの良い風が吹いていて楽しいお弁当の時間になりました。

ごちそうさまをして、いよいよ幼稚園に向かって出発です。遠足で大切なことは、充実した体験だけでなく怪我をすることなくきちんとおうちに帰ることでもあります。
帰路も交通ルールをしっかりと守り、歩くことが出来ていましたね。

充実した一日となった『春の遠足・海底探検』子ども達の心に素敵な思い出となったことでしょう。
本日撮影されたスナップ写真は後日インターネット販売が行われます。そちらも合わせてお楽しみください。
それでは、次回の更新もお楽しみに!

【年長組】畝づくりを行いました!

先生たちと一緒にサツマイモの畑の畝づくりを行いました。活動の様子を少しですがお伝えいたします(^^♪

「今日は『くわ』っていう道具を使うんだけど、知ってる?」と先生。「知ってる~!」「斧みたいなの?」等と子ども達。実際に目で見て「これ、知ってる!」「見たことある~!」と口々に言っていました(#^.^#)

「これが持てないと、畝は作れないよ」とU先生。一人ひとり、持ってみました。

「どうやって持ったら上手に持てるかな」「どう持ったら、力が入るかな」実際に持ってみて重さを感じ、力の入れ方もわかってきた子ども達でした。

先生たちに手を添えてもらいながら、畝を作っていきました。最初はしっかりと押さえてもらいながら、様子をみながら先生の手も少しずつ軽くなっていき、自分の力で行っている子もいました(#^.^#)

最後は畝の尖っている部分を苗の赤ちゃんが気持ちよく寝られるように、平らにしていきました。

「少し丸くしたほうがいいわよ」とS先生に教えてもらうと「かまぼこみたい!」とMちゃん。その言葉を聞き、「かまぼこ工場、かまぼこ工場!」と言いながら、行っていた子ども達でした(^^)/

途中、様子を見にきた年中さんに「おイモの畑、作ってるんだよ!」「畝、つくってるんだよ!」等と説明する姿も・・・。出来上がった畝を見て「うん!出来た!」『自分たちで作った』という気持ちも深まりました。次は苗植え!今から楽しみにしている子ども達です。次回の更新もお楽しみに・・。

【年長組】出来た!こいのぼり!

先日のこいのぼり上げでは、元気よく泳いだこいのぼりを見て大喜びの子どもたち。「自分たちで作ったこいのぼりが上がった!」と達成感で一杯でした(^^♪そんな年長さんのこいのぼりが完成するまでの様子を少しだけですが、お伝えいたします。

日々、こいのぼりを上げていた子ども達。「赤ちゃんこいのぼりを作りたい!」と数人の女の子達からの声で年長さんのこいのぼり作りがスタートしました。子ども達が選んだのは『お父さん』『お母さん』『赤ちゃん』『お兄さん・お姉さん(後にお兄さん、お姉さんは表裏で1匹になりました)』作りたいこいのぼり同士で集まり、話し合い→作業へと進んでいきます。

本物のこいのぼりをよく観察しながら・・空に上がった時よく見えるように・・色や大きさも考えながら子ども達のアイディアがたくさんつまった、こいのぼりが完成しました(^^)/

進級して初めての共同制作。時には意見の言い合いもありました。良いアイディアが思いつかず、全く進まない日もありました。困難に思うことも多々ありましたが、この経験はなくてはならないものだと私たちは考えています。そしてきっと次に活かされる事でしょう。今後の子ども達の活躍を楽しみです。次回の更新もお楽しみに・・

【自由保育の中で…】みんなで色水・泡遊びを楽しみました。

気持ちの良いお天気…。自由保育の中で色水遊び、泡遊びを楽しみました!
絵の具屋さんが開かれると「オレンジ味がいいな…」と水を入れたペットボトルに絵の具を入れ…。「オレンジジュースできた~!」「おいしそ~う(^^♪」とジュース屋さんごっこが始まりました。ペットボトルの中に絵の具を入れると❝じわ~っ❞と広がっていき、その様子を興味深そうに見ている子もいれば、ペットボトルを振り一瞬に色が変わる面白さを感じている子も…(^^)「リンゴジュースとブドウジュースを混ぜてみよう!」と色が混ざることにより、変化があることに気づき不思議さを感じ楽しんでいた子どもたちです。この不思議さや面白さに心が動いた時、科学性の芽生えなどが育まれていくきっかけになっていきます。
「リンゴジュースいかがですか?」「いただきます!」学年の垣根を超え色んなお友だちとやりとりが見られ、楽しい時間を共有することができました。

「クリーム屋さん!」「ふわふわ~!」「おいしそう~!」とみんなニコニコ(^^)泡の性質を知るとともに感触を十分に楽しみ、❝クリーム屋さん❞も大繁盛でした(#^.^#)!
これからも自由保育の中で異年齢の友達との関わりから、互いに刺激を受け❝育ちあう❞姿が見られることを楽しみにしています。

こいのぼりあげ2021

昨日の雨から一転して気持ちの良い晴天と、ほど良い風の一日。絶好のこいのぼり日和となりました。
新しく入園された保護者の皆様にとっては『なんでこんな時季外れにこいのぼりあげ??』と感じられる方もいらっしゃることと思います。しかしそこには、かもいようちんが大切にしている考え方が関係しています。
かもいようちえんでは『行事のために日々の活動があるのではなく、日々の活動の延長線上に行事がある』と考えています。本来こいのぼりをあげる子どもの日に、手作りのこいのぼりをあげようとすれば、新入・進級間もない時期に『子ども達の興味』とは無関係にこいのぼり作りを行わなければなりません。
こどもの日にちなんで幼稚園のこいのぼりをあげ、それを楽しむ中でこいのぼりに対する思いが深まり…。そんな思いの中で、学年に応じたこいのぼり作りへと発展していきます。

本来であれば保護者の皆様にもご参観いただき喜びを分かち合っていただきたいと思いましたが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえるとそれはかなわない状況です。
ホームページ上での参観になりますがお子様のお話を聞きながら楽しんでいただければ嬉しく思います。
それでは『こいのぼりあげ2021』スタートです。

幼稚園の仲間がお客さんになり、各クラス・グループで作ったこいのぼりを発表しあいました。
「このこいのぼりを作ったのは誰かな?!」と先生から声がかかると嬉しそうに手をあげたりお返事をしたり…自分たちのこいのぼりに対する思いが伝わってくる場面がたくさんありました。
年少・年中組は各クラスで制作。年長組は4つのグループに分かれての制作となりました。

全ての発表が終わり、いよいよこいのぼりをあげます。
年長さんの代表が先生と一緒に屋上に行き、ロープを上げ下げするお手伝い。『自分たちのことは自分たちの手で!』という大切な考えが、こんな場面にも表れています。

こいのぼりがお空へ!!!歓声を上げる子、じっとこいのぼりを見つめる子、思わず走り出す子、少しでも近くにとの思いからうんていやジャングルジムに駆け上る子…それぞれの喜び方でこいのぼりあげを味わっていました。
先生たちも飛び跳ねて『やったーーー!』と。

大きな喜びに包まれたこいのぼりあげ。これまで楽しく・真剣に作ってきた結果を味わうことが出来た一日になりました。幼稚園全体で行う初めての行事、新しいお友達の心にも素敵な思い出となってくれたことでしょう。
それでは、次回の更新もお楽しみに!

こいのぼりギャラリー2021