保育日記【年長組】

第67回作品展を終えて

かもいようちえんにおいて、とても大切な行事の一つ『作品展』を無事に終えることができました。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、開催時間の変更や模擬店・バザーの見合わせなど例年と異なる形態の開催となりましたが、たくさんの笑顔に出会えた一日となりました。後援会役員の皆様をはじめ、保護者の皆様のご協力のもと、滞りなく実施できましたことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

かもいようちえんでは『行事は日常生活(くらし)の延長線上にある』という考え方を大切にしています。暮らしの中での喜びや感動、不思議さや発見が『表現』に結びついていくのが作品展です。この作品展へ向かう生活の中で自信を得た子どもたちと見守ってくださるご家族の皆さんが醸し出すあたたかな雰囲気が幼稚園を包んだ作品展当日の様子をお伝えします。

子どもたちが「見に来てくれてありがとう」の気持ちを込めて描いた『誘導画』が皆さんをお出迎え♪

お部屋ではたくさんの笑顔、そしていつもと違う幼稚園に恥ずかしそうにする姿もありました。

ホールの合作。「ここを作ったんだよ」「ここ、がんばったよ」と自信を持って話す姿が頼もしく見えました。

今回の作品展の特別企画『さくひんてんHISTORY』のお部屋では『合作』の歴史を振り返る展示をしました。多くの方がポスターを読んだり、映像を見てくださいました。

『声のひろば』感想コーナーにたくさんのメッセージを貼って頂きました。ありがとうございました。一部紹介させて頂きます。

明日から12月。作品展の余韻を楽しみながら新しい月をスタートします。2学期最後のひと月も大切に過ごしていきたいと思います。
『作品展、その後…』の様子もお伝えしますので、楽しみにしていてくださいね。

おいも掘りを楽しみました。

抜けるような青空の下、みんなでおいも掘りを楽しみました。

今年のおいもは分散登園の中で年長さんが苗植えをしてくれたもの。例年のように水やりをしたり草を抜いたりという関わり方ではありませんでしたが、裏庭に遊びに行ったときやお米の活動の時にも「おいも大きくなってるかな?」と気にかけながら過ごしている年長さんの姿がありました。年中さん年少さんも畑を見て「なんの葉っぱなの~?」「おいもだよ」など興味津々でこの日を迎えました♪

おいも掘りの2日前の月曜日、年長さんがつるを切り、そして今朝はつるを避けて準備をしてくれました。いよいよおいも掘りが始まります。

一足先に畑に行った年長さん。年中さん、年少さんに教えてあげる準備も万端です(*^-^*)

年中さんはたんぽぽ組さんとたんぽぽB組さんと手をつないで、しゅっぱ~つ!

かもいようちえんのおいも掘りは道具は使いません。自分の手で掘り、土の固さや温度、感触を感じることを大切にしています。

大きなおいも、小さなおいも、おもしろい形のおいも・・・。いろんなおいもに笑顔がこぼれます。

掘ったおいもは自分の手で園庭に運び、並べました。「早く食べた~い!」の声が上がります。

たくさん掘れたおいも、年長さん・年中さんがきれいに洗って干してくれました。

お日様にあたって「おいしくな~れ!」

みんなで掘ったおいもはどんな味がするのかな?楽しみですね。みんなで秋の味覚を味わいましょうね。
次回更新もお楽しみに!

【年長組】お米の活動…脱穀をしました。

10月の初めに稲刈りをした裏庭の田んぼ。みんなで収穫した稲はホールで乾燥され次の活動がスタートしました。今回の活動は『脱穀』という作業。稲穂についているお米を一粒一粒取り外していく作業です。
農家では、機械を使って行われる作業ですが、かもいようちえんではもちろん手作業です。
これまでの年長さんと一緒に考えてきたペットボトルと割り箸を使った方法で『脱穀』が行われていきました。

『脱穀初日』は保育参観の初日。参観いただいた皆様にも体験していただきながら楽しい取り組みとなりました。

2つの道具をどうやって使うのかな?先生が問いかけるとあれこれいろいろな方法で試してみる子ども達。一番多かったのはお箸を食事のように持ち、一粒一粒つまんでいくという方法(^^♪ 果てしない…。
しかしそこは年長組、しばらくすると『バラバラバラ…』とお米が取れる音が聞こえてきました。稲穂を割り箸で挟み一気に引っ張るとペットボトルのなかにお米の粒が落ちていきます。
気が付いた子がいることをみんなに知らせ、それをじっと見つめて…

その方法に気が付いた子どもたちは『よし!』と次々にチャレンジしていきます。さあ、本格的に活動がスタートです。

初日。集まったお米は2リットルのペットボトル1本半分。苦労した分、たくさん集まったとは思うものの、残りの稲を見た感じはまだ半分程度。完成は翌日に持ち越しです。

そして二日目。今日も頑張ってスタートです。

一日約2時間。二日間の活動が続きました。年長さん全員で取り組んでようやくすべての脱穀が終了しました。
今回の体験がお弁当で見るお米の大切さや栽培の大変さへとつながり、よい食の気づきへとつながってくれることを期待しています。

今年度の収穫量は2リットルのペットボトル4本分。田んぼを拡張したこともあり、過去最高量の収穫です。今年は他の学年にもおすそ分けで食べてもらえるかなぁ…。なんて考えているこの頃です。
年長さんには話をしましたが、次の活動はお米を包んでいる『もみ殻』を取り除く『もみすり』です。
次回の更新そしてお子様からのおみやげ話をお楽しみにしてください。

【年長組】きぐみDAY(^^♪

年中少組のみなさんをはじめ年長組の保護者の皆さん等など沢山の協力を頂きながらおこなわれた『きぐみDAY』
お天気の心配はありましたが、それを吹き飛ばすだけの『パワー』が年長組にはありました。予定の変更一切なしで行われたきぐみDAYの一日を少しだけですがご覧ください。
当日よつば写真さんが撮影したクラス集合写真は後日園を通じて配布されます。そのほかの集合写真やスナップ写真は後日販売されますので合わせてお楽しみください。

前日まで行われたコースの話し合い。『見たい動物は?』『チェックポイントはどうやって行く?』などなどみんなの意見を出し合いながら、コースや必ず見る動物が決まっていきました。

そして当日。お休みが一人もいないという何よりもうれしい朝となりました。おそろいの『きぐみDAYシャツ』を着た年長組の子ども達が元気に登園してきました。この日は、普段のバスコースに関係なく、みんながバス通園。白バッチさんもニコニコでした。

いよいよきぐみDAYのスタートです。ホールに集まり朝のあいさつ。そして班の先生が発表されました。それぞれに歓声が上がり、気持ちも高まっていきます。

出発の準備ができました。いよいよズーラシアに向けて出発です。
ここからは一気にズーラシアでの様子をご覧ください。

17:30少し前 予定通りに幼稚園に戻りました。すでに陽は落ち、いつもは歩かない暗い園庭にちょっとドキドキの表情の子ども達でした。
そしてここからは夕食も含めた『夜のようちえん』スタートです。
例年、年長組の合宿ではキャンプファイヤーをしていますが今年は、キャンドルファイヤーと夕食を合わせた特別企画でした。
キャンドルの明かりの中に食事が運ばれてくると『レストランみたいだね』『きれーい!』とつぶやく子ども達。嬉しいドキドキに先生たちもうれしくなりました。
そして、今日の夕食はかもサポの皆さんによる合宿伝統のカレーライス。
途切れることなく引き継がれたカレーライスの味は最高でした。
ご協力ありがとうございました。

食事の後は、今日一日を写真で振り返り…
しみじみと見ていたり、大笑いしたり…。素敵なひと時でした。

楽しかった一日は過ぎてみればアッというまでしたね。
みんながいい夢を見てくれるといいなぁと…

あらためまして、皆様のご協力に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。感想やお子様のお話などがありましたら担任までお寄せいただけると嬉しく思います。あわせて宜しくお願い致します。

それでは次回の更新もお楽しみに!

【年長組】稲刈りを行いました。

先日は、運動会の延期にご協力いただきましてありがとうございました。『残念…』と思っていた私たちですが、登園した子ども達の『今度やるんだよね~!』という前向きな表情にやる気新たになりました。1週間楽しみが伸びたことをプラスに考え、取り組んでいきたいと思います。

今日は、年長組全員で『稲刈り』が行われました。秋晴れのお天気の中、秋をたっぷり感じる一日となりました。

今回は、ドライバーのsさんも『お米先生』として稲刈りのお手伝いをしてくれました。年長さんだけが使える特別な道具『カマ』の扱いやルールを確かめ合って、活動スタートです!

先生と一緒に一人ずつ順番に鎌を使っての稲刈りに挑戦しました。稲を刈って自分で稲を小さな束にしていきます。小さな束を集め、さらに束ねていきました。

バッタが飛んできたり、カマキリが肩や頭を登って行ったり…。お米の収穫をきっかけにして様々な『秋』に関わることができました。
途中、年中組の子ども達が活動の見学に来てくれたのですが、刈り終えた稲を見せてあげたり、お米になる稲穂を見せてあげたりと自然な伝え合いが広がっていました。

すべて刈り終えた田んぼから根っこを抜いてみると…
「これ、かたーい!」「みてー土とれたー」と思わぬ楽しみを見つけた子ども達でした。

収穫した稲をみんなでホールへ運び、しばらくの期間は『乾燥』になります。k先生からは、お兄ちゃんやお姉ちゃんの中にお米作りをしたことがある人がいるのでどのくらい乾燥させるのかを聞いてみてね。お父さんやお母さんでもいいよ。というお話を伝えました。聞いてくれましたか?
しばらくは、ホールに乾燥させています。園にお越しの際は、ぜひのぞいてみてくださいね。
お子様からのおみやげ話もどうぞお楽しみに。