保育日記【年長組】

リズム発表会【見せあい会】

2021年2月20日(土)に行われたリズム発表会。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から人数制限や入場時の検温や消毒…。たくさんの協力を頂きながら実施を迎えることができましたことを心よりお礼申し上げます。
会場内では声援を送ることは出来ない状況でしたが、皆様のあたたかい拍手が子ども達の心に大きな自信や喜びとなって刻まれたことと感じます。本当にありがとうございました。

さぁ今日は、幼稚園のお友だちだけで行うリズム発表会『見せあい会』が行われました。すべての子ども達がお客さんになり、順番に出演し…。
当日よりもリラックスした空気感の中、演じることを楽しんだ子ども達の姿をどうぞご覧ください。

4歳児あかぐみ『ももたろう』
とても有名な日本の昔話。ももから生まれたももたろうが、鬼ヶ島に鬼退治に…鬼ヶ島での真剣な戦いに会場内からは応援の声も…。

満3歳児たんぽぽBぐみ『なんだろうの木』
幼稚園で一番小さなクラスのお友達が、これまでの幼稚園生活で身に着けた歌や表現を動物に変身して発表しました。森の中で見つけたおみやげは…

5歳児き2くみ『ありとキリギリス』
イソップ童話の中におさめられている物語。夏の間も一生懸命に働くありたちと遊んで暮らすキリギリス。さぁ冬を迎えて…

3歳児たんぽぽぐみ『カレーのおうさま』
絵本『カレーのおうさま』をもとにして、それぞれの食材に変身して登場です。おいしいカレーが出来上がり…さぁカレーの王様は誰だったのでしょうか…。

5歳児き1くみ『カラスのパンやさん』
かこさとしさんの絵本『カラスのパンやさん』に歌やダンスの表現を取り入れて演じました。年長組らしい迫力ある舞台…。

4歳児あおぐみ『おおかみと7ひきのこやぎ』
お留守番をするこやぎの兄弟をおおかみが…こやぎたちを助けるためにお父さんお母さんが大活躍。さぁこやぎたちはどうなったのでしょうか。

発表会の余韻を楽しみながら少しずつ春の訪れを実感していく2月末。卒園や進級に向けての期待を膨らませていきたいと思います。
それでは、次回の更新もお楽しみに!

春の訪れ…。豆まきをしました♪

2月2日。今日は節分、朝から自分たちで作った鬼のお面をかぶった子どもたちが部屋のあちこちから出没(^^)/鬼ごっこや豆まきごっこを楽しんでいました。お部屋で先生から節分の話を聞いたり鰯柊(古来日本では臭いものや尖ったものは厄除けの効果がある。とされています)に触れ、匂いを嗅いでいた子どもたちです。

お部屋やトイレみんなの玄関にも幸せが訪れますように…。みんなで豆まき♪「鬼は~外!福は~内!」子ども達の元気な声が園舎に響いていました(^.^)

そこへ…鬼が!!

果敢に立ち向かおうとしながらも後ずさり…(*^^*)「おには~そと!!ふくは~うち!!!」「豆がなくなった!!」「おには~そと!ふくは~うち!」ちょっぴり怖かったけれど勇気を振り絞って、みんなで幼稚園の鬼をやっつけた子どもたち。みんなの心のなかの泣き虫鬼やおこりんぼ鬼、いじわる鬼もいなくなったことでしょう。

鬼が逃げて行った後みんなで『豆まき』の歌を歌を歌いました。幼稚園の花壇にはチューリップの芽が出、裏庭には秋桜や菜の花の芽が出始めています。 春もすぐそこまでやってきていますね。かもいようちえんは日本の伝統文化や風習を大切にし、日々の保育の中に取り入れています。活動を通して子ども達の心の中に残ってくれることを願っています。

ホールに『舞台』ができました!

かもいようちえんの生活は『子どもが主人公』。そしてすべての行事は生活の流れの中にあります。リズム発表会も生活の延長線上にあり、『自分たちで作り上げる発表会』の第一歩がみんなで行う舞台づくりです。

前日、年長さんから「リズム発表会の舞台を作るから手伝って」と年中・年少さんに声がかかり、今日はみんなで舞台づくりをしました。朝一番に年長さんがホールの壁に暗幕をかけてくれました。その様子をじっと見つめる年中さん。

「みんなでがんばるぞ!」「おー!!」元気な掛け声とともに舞台づくりスタートです。

舞台づくりは発達に応じた仕事をみんなで分担して行っていきます。

4歳児・年中さんは机の脚と脚を結ぶスズランテープを切る仕事を任されました。3人が1つのグループになり「どうやったらスムーズにお仕事ができるかな?」仲間と考えます。テープを伸ばす子、押さえる子、切る子と役割を分担して取り組んでいました。テープが切れたら表の数字に〇を付け、「こんなに切れたね」「あと何本だね」と言う声が聞かれました。テープを正確な長さに切ること(長さや量の知識)、必要な本数(なんと164本!)を準備すること(数の知識)、そして任されることで責任感も育まれていきます。

年中さんが切ったテープは3歳児・たんぽぽ組さんへ。「くしゃくしゃにしないでね」「おねがいね」など年中さんからアドバイスが・・・(*^_^*)

たんぽぽ組さんは2人がペアになり、受け取ったテープを5歳児・年長さんへ届けます。「お願いします」とたんぽぽさん。「まかせてください!」「がんばるよ」と年長さん。年中さんから手渡されたテープが裂けないように持つ事は『大切な物』という意識を持ち、最後までがんばり切る心を育みます。任された嬉しさは、自立や自信へつながっていきます。

年長さんは舞台となる机を並べることからお仕事がスタート!「横が7枚、縦が5枚になるように並べるには全部で何枚の机が必要かな?」数の認識や考える力が育まれていきます。ガタガタしないようにまっすぐに並べ、年中さんが切り、たんぽぽさんが届けてくれたスズランテープで脚を結んでいきます。「ガタガタしてないかな?」確かめながら結ぶ姿も…。結び終えた横7枚の机を舞台の位置に移動します。『仲良しの気持ちで』息を合わせ同じスピードで机を押すことが大事!「せーの!」と自然と声をかけ合って…。

横の列を並べ終えた机が35枚あることを年長さんみんなで確かめると、次は机の下に潜って縦の列を結びます。狭い空間で頑張って結んでいる姿はさすが年長さん!と感じます。 最後は机の上をガムテープで合体!しわしわにならないように、曲がらないように。ここでも年長さんの技と『力を合わせて…』の気持ちが表れていました。

この頃、満3歳児・たんぽぽB組さんは…。だんだんと舞台が出来上がっていく様子を窓越しに見て、「何してるのかな?」と興味津々。来年はB組さんも仲間となって頑張ってくれることでしょうね♪

「テープ全部切ったよ~」年中さんから達成感いっぱいの声が聞こえ、年長さんがガムテープを貼り終え、ついに舞台が完成しました。みんなで舞台に上がり リズム発表会への期待も高まったみたいです。

午後の時間、たんぽぽBさんも舞台に上がってみました。初めての舞台にニッコリ♪

2月20日、このホールが子どもたちの笑顔と皆さんの温かい拍手でいっぱいになることを今から楽しみにしています。

楽しかったね♪お楽しみ会

今日は、幼稚園、後援会共催のお楽しみ会がありました。かもいようちえんでは子ども達に様々な文化や芸術・芸能に触れて欲しいとの願いから様々なジャンルのお楽しみ会を企画しています。今年度は1学期、2学期のお楽しみ会が経験出来なかった子ども達。この日をとても楽しみにしていました。今回はボーネルンドさんの『play bus』です!登園時、ホールの様子が気になり、覗き込んでいる子も(^.^)

最初は年中組さん。プレイリーダーさんからお話を聞き早速、遊びがスタート!なが~いトランポリン、ボールプール、ソフトブロック、サイバーホイールの4つの遊具。みんなそれぞれ好きな場所へ行き、楽しんでいた子ども達です(*^-^*)

年中さんの一番人気はトランポリン!慣れてくると様々なジャンプを試していました。バク転風?なジャンプを見せてくれた子も・・・(*^-^*)1時間があっという間で「もっと遊びたい!」と言っていた子どもたちでした。

次は年長組さん。ホールに入ると早く遊びたくてうずうずしている様子(^.^)プレイリーダーさんとのあいさつも元気いっぱいでした。

「先生、こんなの出来る?」と脚を開いてトランポリンでジャンプしたり、自分達なりに技を考え、楽しんでいました。プレイリーダーのお姉さんとも仲良くなり、トランポリンの上で『だるまさんがころんだ』を楽しんでいる子も♪サイバーホイールも人気で、中に入り回してもらったり、トンネルくぐりをしたり・・・ 笑顔がいっぱいの子どもたちでした。

最後は年少組さん。にっこにこの笑顔でホールに入ってきました。年少組さんもプレイリーダーのお姉さんのお話を聞き、遊びがスタート!  

「ぜ~んぶ遊びたい!」そんな思いがあふれていた子ども達(^.^)色々な場所に移動し、楽しんでいました。「もっと遊びたい!」「明日も遊びたい!」と名残惜しそうにしている子も・・・

子ども達だけでなく、もちろん先生たちも思いっきり楽しみました!そして今回は、幼稚園の子ども達だけでなく、ご近所の『ママ&キッズサロン 結‐Yui』さんのお子さん達とお隣りの鴨居小学校さんにもお声をかけさせて頂き、低学年やさくら学級の児童さんも遊びにきてくれました。

きっとお家で今日の楽しかった事をお話してくれている事でしょう。楽しい一日を過ごす事が出来ましたね。次回の更新もお楽しみにしてください。

挑戦!お正月遊び!! 

3学期が始まって1週間。幼稚園のあちらこちらで繰り広げられているお正月遊びの様子をお伝えします。今年は保護者の皆様にご参加いただけないのは大変残念ですが、お子様からのお話や個人ノートと合わせてご覧いただき、お楽しみください。

かもいようちえんでは、日本に古くから伝わる伝承遊びを大切にしています。その遊びには、子どもが育っていくために必要な器用さや巧緻性、言葉などが自然に身につくようにうまく組み込まれています。子どもたちはこの時期、『お正月遊び』としてそれらを経験しています。

1番人気は羽根つき!糸につながった『修行の羽根』なら小さい組のお友だちも羽根をつく感覚を味わうことができます。(数年前に先生たちが考案しました(^_-)-☆)お友だちや先生たちと向かい合ってカーンカーンと良い音を響かせている年長さんもいます。

大きい組さんのまねをしながらたんぽぽさんやたんぽぽBさんも挑戦中!

こま回しも大人気!先生たちも真剣です。だからこそ「先生に勝った!」という嬉しさは格別のようです。

ひもを巻くのが難しいですが、これがうまく回す秘訣。頑張っています。

たんぽぽBさんとたんぽぽさんにも自分でひもを巻いて回すことができるようになったお友だちがいます。それを知った年長さんが、翌日一生懸命に取り組む姿が…。小さい組さんから刺激を受け「よ~し!がんばるぞ!」とやる気に燃えていました。

ホールやお部屋ではカルタやトランプ、けん玉にも挑戦しています。遊びながらルールを知ったり、数や文字への関心が高まっていきます。

お正月遊びはこれからも子どもたちの間で伝承されていくことでしょう。「むずかしい」と感じてもあきらめずに続け、新しい技を習得しながら活動を深めていきたいと思います。お子様から「できたよ!」の声が届くのも、もうすぐかもしれませんね。お楽しみに…。