保育日記【年少組】

『斎灯(さいと)』が行われました。

園だより1月号でもお知らせの通り、1月15日の本日、鴨居八幡神社前の海で『さいと』が行われました。地域により呼び名は様々ですが『どんど焼き』『左義長(さぎちょう)』と言われているのが一般的でしょうか。ここ鴨居ではタイトルの通り『斎灯(さいと)』と呼ばれています。
お正月の間に飾られたお正月飾りや旧年のお札などを焚き、神様に持ち帰っていただくと言われています。
また、この習わしは『小正月』にあたる1月15日に行われています。

かもいようちえんでは古くから伝わる文化や風習に生活の中で親しんでほしいと願っています。(日本人としてのアイデンティティの形成)お飾りをおさめに行ったり、この行事を可能な限り見学したりと『地域の皆様』にあたたかく見守られながら参加しています。

今朝7:40頃 さいとが行われる前の神社はまだ静かです。砂浜には少しずつ氏子の皆様や見学の方が集まってきていました。
小学校のお兄さんお姉さんも授業の一環で見学に…。卒園生も多く『あーーーせんせーーーい!ようちえんもくるの?』と。

8時  点火が始まります。
神社から神主様と氏子の方々によって『火』が運ばれてきます。
お祓いをして点火です。
手を合わせて今年一年間の健康と幸せを願う多くの姿がありました。

朝早くからの行事になるため、幼稚園のみんなで見学することはできませんでしたが、登園時間の早い黄色バッチさんは見学に来ることが出来ました。そのほかにも、登園前におうちの方と一緒に見学する白バッチさんの姿もありました。

空気が乾燥していたこともあり、火はあっという間に頂上まで。かなり離れたところまであたたかさ(熱さ)を感じます。

地域の皆様や氏子の皆様に声をかけてもらった子ども達。幼稚園に戻って、自分たちの体験をクラスの仲間に話してくれることでしょう。先生たちがかもいようちえんのお友達やおうちの方々の健康と幸せを願って手を合わせておきました。今年一年も、穏やかな心で過ごせますように。

ただ今お正月遊びも真っ最中!次回の更新もお楽しみにしてください。

3学期が始まりました♪

1月10日、3学期が始まりました。幼稚園の新年の始まりとなるこの日は先生たちが着物を着て子ども達を迎えています。20年ほど前、日本文化(お正月の食文化・伝統芸能・風習や文化的行事)を子ども達に環境として伝え、心に残していって欲しいとの思いから始まった保育のひとつです。『お正月の伝承遊び』等と合わせて、日本人としてアイデンティティーを身に着けてほしいと願っています。

「先生かわいい」「着物でしょ?」「なんでこれ着てるの?」「これ(お正月飾り)家にもあるよ」・・・園内の様子や先生たちの着物姿から『いつもと違う』を感じ取ってくれたようでした(^^)

「おはよう!」の声の中「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつをしてくれるお友だちもいました。お正月だけの特別なごあいさつ・・・きちんと言える素敵な姿でした。身支度を終えると早速ホールや園庭で遊び始めました。カルタやこま回し、羽根つきなどに挑戦し、幼稚園に子どもたちの元気な声が響いていました。

3学期始業式が行われました。かもいようちえんの歌を歌い、園長先生と3つのお約束をしました。「はーい!」と元気に手を上げていた子どもたちです。年長さんは特別にもう一つお約束がありましたね。

来週から本格的にお正月遊びを楽しみます。4年ぶりに保護者の皆さんも一緒にお正月遊びができるのがとてもうれしいです。どうぞお出かけくださいね。最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回更新もお楽しみに♫

【年少組】ももぐみさんの12月🎵

運動会や作品展、遠足、おいもほりやクリスマス会…たくさんのことを経験し『おともだちと一緒に』過ごす楽しさを味わった2学期でした。自分で頑張る力、あきらめない気持ちも芽生えたももぐみさん(*^^*)12月の様子をお伝えします。

作品展後、展示に使った紙にみんなで落書き(^O^)画用紙に描くのとはひと味違った楽しい時間でした。

今年は木の葉が色づきがゆっくりでしたね。12月になって鴨居小学校さんのイチョウが鮮やかな黄色に…!小学校にお邪魔して遊ばせていただきました。(一緒に遊んで下さった教頭先生、ありがとうございました!)

お芋ほりが終わった畑に入って遊びました。「今日は特別ね」と言うS先生の言葉を聞いても初めは「え?いいの?」という表情で戸惑っていましたが、「それ~!」と一歩踏み入れると楽しさが弾けました。ふかふかの土の感触を楽しみました。

12月から始まったお着替え。試行錯誤しながら奮闘するももぐみさん。『自分で』の気持ちが嬉しいです。

クリスマスの制作は楽しみながらもていねいに取り組む姿に成長を感じました。ブーツのデザインはももAさん、ももBさんがお互いにやり方を伝え合って行いました。

「ここが座るところ」「ここは運転手さんね」とお友だちとイメージを共有したり、「見てて!」「できるよ」と果敢にチャレンジするなど、遊ぶ姿にも成長を感じた12月でした(^^♪

2学期もたくさんのご協力ありがとうございました。『みんなと一緒は楽しいね』を感じたももぐみさん。日々『育ち合う姿』がたくさん見られを嬉しく思いました。1月、さらにパワーアップしたみんなに会えることを楽しみにしています。皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

【2歳児・満3歳児】2学期の子どもたち

2学期は毎月仲間が増え、お部屋がにぎやかになり楽しい雰囲気で過ごせましたね!たんぽぽ組さん、さくらんぼ組さんはこころもからだも大きく育った学期末でした。大きい組さんと一緒に遊んだり、遊びの中で楽しさを感じているようでした。運動会、作品展、おいもほり、そしてクリスマスのブーツやカード作りなどにチャレンジした姿をお伝えします。

12月から始まったお着替え… はじめは着脱が難しかったりボタンが出来なかったりもありましたが、少しずつ上達している子どもたちです(^^♪ お家でもチャレンジしている子もいるようなので、引き続き取り組んでほしいと思います!そして初めてのクリスマス会に参加しサンタさんからのプレゼントに「ありがとう」と緊張しながらも嬉しそうにもらっていました(*^^*) また、冬休みに向けて自分のロッカーやみんなで使った椅子などの大掃除しました。

子どもたちと楽しく毎日が送れたのも保護者の皆様のおかげです。ありがとうございました。3学期もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。次回の更新もお楽しみに…♪

おいもほり…その後

お芋ほりから数日が経ちました。持ち帰ったサツマイモは召し上がっていただけたでしょうか?お手紙にもありましたように、持ち帰ったおいもは保育の中で子どもたちが自分で選んでいます。『おいもやさん』が開店し、お客さんが買いに来て…ごっこ遊びを楽しんだ様子をお伝えします。

お芋ほりの後、大きさを選別し年長さんが本数を数えてくれました。数量や文字に触れるのも生活の中で…ということを大切にしています。

ホールに並んだおいもを見て「食べたいな~」「おいもやさん、する?」という声が聞かれ年長さんが準備を始めました。「水色バッチが来たら お店 始めよう!」

水色バッチさんが登園し、いよいよおいも屋さんが開店しました。小さい組さんに声をかける子、お店に来たお友達の名前を確かめる子、おいもを新聞で包む子、名前を書く子…と自然に役割分担をして活躍する年長さんたちでした。
お客さんたちは大きさや太さ、数などをよ~く見ながら「これ!」と決めていました。「うちは4人家族だから…」と『我が家にちょうどいいおいも』を探すお友だちもいました。お会計では「次のお客さん、どうぞ~」「みんなはタダだけど、先生は5700万円ね!」とジョークも楽しい店員さん(^_-)-☆

お弁当の時間にふかし芋を食べると「おいし~い」「あまい!」「おかわり!」と大好評でした。ぜひご家庭でもみなさんで味わってくださいね。召し上がった感想もお待ちしています。次回更新もお楽しみに♪