保育日記【年少組】

【年少組】春をみつけたよ♪

3月に入りぽかぽかと暖かい春の陽気になり、草花や昆虫などが少しずつ顔を出し始めました。みんなで『春探し』を楽しんだもも組さんの様子をお伝えします。

体操の後「お花咲いてるかな?」「虫さんいるかな?」と小道をお散歩!小さな青いお花を見つけて「あっ!咲いてる」「かわいい」と大興奮の子どもたち。先生にお花の名前を教えてもらいました。「オオイヌノフグリ」という名前に「いぬ?」「フグ?」と言葉のおもしろさを感じているようでした(*^_^*)他にもたんぽぽやつくしを見つけたり…。たくさん生えているつくしを見て「なかよし家族」と言っているお友だちもいました。お花をたくさん見た帰り道「裏庭にも探しに行きたい」と子どもたち。翌日『春』を見つけに裏庭へ行ってきました。田んぼのふちを「こたつ!」と言っていたお友だちもいて、みんなで『こたつ』に座ってたくさんの菜の花をじーくり見ていました。

もこもこトンネルの中に入ったり、お山に上って「ヤッホー!」と山びこをしてみたり、トントンステップで体幹トレーニング(?)や飛行機のポーズをして遊ぶ子どもたちの姿がありました。裏庭での経験を重ね、たくさんの遊びが広がってきたもも組さんです。

「Aさんと一緒にお弁当たべたい!」「Bさんと食べたい!」「いいよ~♪」と声が上がりみんなで楽しく食べました。3月3日はひな祭りのスペシャルお弁当のお友だちもいました。おいしそう♪

たくさん遊んだりお弁当を食べたり、ますます仲良くなったもも組さん!またみんなで春を探しに行こうね♪次回の更新をおたのしみに!

発表会後のおたのしみ・・・♫

発表会本番・見せ合い会を終え、発表会の余韻を楽しんだ一週間。行事後、プツンとその生活を切ってしまうのではなく、みんなで楽しさを共有するのが『かもい流』(^_-)-☆行事は生活の延長線上にありますが、生活もまた、行事の延長線上にあるのです。そんな子どもたちの活動をご紹介します。

お友だちのセリフも他のクラスの劇も子どもたちは本当によく覚えていて、楽しんで演じていました。(年長さん年中さんはもちろん、たんぽぽさんやももぐみさんも!)それは生活の中で観察力や記憶力が育まれている表れと感じ、嬉しく思いました(#^^#)また、これまでマイクの前で恥ずかしそうにしていたたんぽぽさんも日々遊ぶ中で大きな声でお話できるようになり、来年の姿が今から楽しみになっている先生たちです。

余韻を楽しんだ一週間の最後に『かもい劇場』の上演がありました。それは・・・先生たちの「さるかに合戦」の劇でした。先生たちが衣装を着けて登場すると笑いあり応援あり(*^_^*)

まもなく3月。発表会やその後の遊びを十分に楽しみ自信を身に付けた子どもたちは、卒園や進級に向けて新たな活動に取り組んでいきます。残りの日々も充実した毎日になるよう生活を深めていきます。次回の更新もお楽しみに♪

見せあい会2022

2月18日(土)に行われましたリズム発表会本番。保護者の皆様のあたたかい視線に見守られ、素敵な一日となりました。様々なご協力に改めてお礼を申し上げます。
発表会のお話しはお家でも盛り上がっていただけたのではないでしょうか?
そして今日は『見せあい会』が行われました。
はじめての保護者の皆様は『???』と感じられたかもしれませんね。かもいようちえんの行事は『日常生活の延長線上に…』とこれまでもお伝えしている通り、この発表会も友だち同士で見せあう今日の会がもう一つの大きな締めくくりとなります。仲間の演技や歌をお客さんになって楽しんだ一日を当日を思い出しながらお楽しみください。

見せあい会はお客さんも演者さんなので…(^^♪ 会場がにぎやかです。
さあプログラムスタートです。

あかぐみ『さるかに合戦』

たんぽぽぐみ『た・ま・ご♪』

ももぐみA『はらぺこあおむし』

ももぐみB『てぶくろ』

あおぐみ『十二支のはじまり』

き1くみ『ながぐつをはいたねこ』

すべてのプログラム終了後、各学年のうたも発表しあいました。もも組『公園に行きましょう』年中組『大きい木』年長組『こころのバトン』を歌いました。年長さんのうたの時には年中さんから自然に手拍子が始まり…。

そして明日からは、また劇遊びが始まることでしょう。
友達の役にチャレンジしたり、他の劇に参加してみたり…例年盛り上がりを見せる一週間です。リズム発表会の余韻を楽しみながらの一週間のはじまりです。

お子さまからのおみやげ話&次回の更新もお楽しみに。

リズム発表会に向けて… 舞台づくり

2月18日(土)は、かもいようちえん69回目のリズム発表会です。これまで、運動会や作品展その他小さな行事においてもお伝えさせて頂いてきた『園の行事は日常生活の延長線上にある』という考え方。その考えはもちろんこのリズム発表会にも通じています。これまでの生活で培われてきた『言葉』『音楽』『身体表現』といった『表現分野』の育ちを『発表会』という形で披露する場がこのリズム発表会なのです。

『日常生活の延長線上』という考え方を大切にすると、今回の舞台づくりがより面白くなるのでは…。と思います。『自分たちで作る発表』『自分たちの舞台』『自分たちので手で…』そんな思いのこもった舞台づくり。どうぞお楽しみください。

年長さんの声掛けで集まった幼稚園中のおともだち。先週、年長さんから話をされていた年中さん・年少さんは『舞台作るって!』『ぼくたちも?』『何するの?』と興味津々。年長さんにお願いされたお仕事にやる気十分です。

先に、年長さんが決めた各学年の役割をお伝えします。
年長さんは舞台の土台となるテーブルを並べひも(スズランテープ)を使って土台を固定します。
年中さんは土台を固定するひもを必要な長さ・本数で切っていきます。
年少さんは切ったひもを年長さんにお届けです!詳しくは後ほど。

幼稚園の仲間が集まり元気にごあいさつ。「がんばるぞー!」の掛け声で活動がスタートです。

役割分担をして活動スタート。

この日一番の力仕事はこちら。テーブルを運び結んだものを列にしてさらに固定していきます。

用意された3種類のスズランテープ。どれも必要な長さと本数が決まっています。それをチェックする〇印。何気ないシーンの中に『知的好奇心の芽』が隠されています。

外からのぞくのは…。そうです。たんぽぽ組のおともだちです。年齢的な安全を考慮してこの日は別の活動となりました。しかし、大きい組が何かをしていることをちゃんと感じ取りそっと覗く姿が…。この『感じ取る心』も大切にしていきたいですね。

舞台の土台が完成し、いよいよ仕上げの作業です。先生たちが補強用の板を舞台上にあげていきます。誰からともなく始まる『がんばれー!』の声が大きくなっていきます。

いよいよ舞台が完成。最初に『乗りたーい!』と大きな声をあげたのは年長児Rくん。その声に反応して次々に「乗りたーい!」の声が上がりました。そしてみんなで舞台の上へ!

『たかーい!』『おーい!せんせーい!』等など笑顔が広がっていきます。

舞台が完成し、リズム発表会への意欲も一気に高まることでしょう。季節はもうすぐ立春。リズム発表会と共に素敵な春が訪れることを願っています。
次回の更新もどうぞお楽しみに!

屋上のプールが…

天気予報では、警報レベルの寒気の訪れを繰り返し伝えていましたが、横須賀市は大きな被害や事故などは無かったようでひとまず安心しております。幼稚園も通常通りに登園することが出来ました。日本海側の地域では、大雪となったようですが十分な備えをされていた地域も多かったようで『自然』と向き合うことの難しさと大切さを感じた朝となりました。
自然は『怖いもの』という考えはとても大切です。しかし、幼児期の子ども達にはそれ以前に自然の『美しさ』や『不思議さ』『雄大さ』を体験から感じてほしいと日々願っています。そんな幼稚園で今朝、子ども達の大喜びの出来事がありました。
タイトルの通り、屋上のプールがどうなってしまったのか…お楽しみください。

『こと』のはじまりは、園庭で遊んでいた年長さん。水道の水が出ないことに気がつきます。
『???』『こわれた?』
『凍ったんじゃない!』(さすが年長さん。天気予報で繰り返し注意報が出ていたのを見聞きしていたのでしょう)
『ほんと?』『凍っちゃったの?』年長さんと先生が話しています。
『プールも凍ったんじゃない?』と年長さん。(実は先生プールは下見済み。年長さんのこの声を待っていました)

さて屋上は…
「おーーーーーーー!」
「こおりーーーーーーーー!」
「すげーーーーーーーーぇ!」
ひょっとしてと思っていたものの実際に氷を目にすると大興奮!早速プールに近づく子、仲間を呼びに行く子、屋上から園庭に向かって叫ぶ子(笑)等など思い思いに気持ちを表現していました。
大興奮の様子をどうぞごゆっくりご覧ください。

次々に屋上に集まってくる幼稚園のみんな。こういう時の情報が伝わるのは本当にアッという間です。日頃から『伝えあう』ことを大切にしている文化が力を発揮します。ほんの数分で園庭やホール、お部屋にいたお友達がみんな屋上のプールに集まりました。

一生懸命手を伸ばし氷を取り上げるとみんな大はしゃぎ。そっと光にかざす子や思い切りよくプールに投げ入れてその音を楽しんだり…。思い思いに五感フル発揮で楽しんでいました。

これは一緒に楽しんでいた先生が子ども達の声を聞いて思いついたアイディア。
流氷に乗った白クマさんが流れていきます。

みんなで一通り感触を楽しんだ後、年長さんはあることを調べ始めました。
あそんでいる時に『これ薄い』『これ厚い』と感覚で感じていた厚さを先生の物差しを使って調べてみました。
生活の中にある『科学性の芽生え』が実践されていきます。
「1せんちめーとる!」「これは?」と次々に氷を計測しました。ミリ単位の計測は難しかったようですが、厚いもので1.5㎝ほどの厚さがあったようです。

氷が張ることが珍しくなり、屋上のプールが凍ったのは今季初。『自然』からのプレゼントを全身で受け取った子ども達でした。『氷』や『霜柱』など季節ならではのものにこれからも…。楽しみにしています。