子どもたちの育ち‼ (キッズルームふたば)

1月2月はホントに寒い‼ それでも子どもたちはお外遊びが大好きです。りすぐみ(1歳クラス)の子どもたちは初めての ‟寒い” や ‟冷たい” を体感しながら、それぞれに好きな遊びを楽しんでいました。うさぎぐみ(2歳クラス)の子どもたちは、‟友だちと一緒に!” が楽しそうです。

遊具に乗りながら、うさぎぐみさんの会話に興味津々のりすぐみさん。
乗用玩具に乗ってグルグル。歩いたり走ったりしながらグルグル。いつもにぎわうお外コーナー。
「まだ滑らないでね~。」 「(上で)待ってるよ~。」
遊具では、「どうぞ~。お乗りくださ~い!」「ありがと~。」  砂場では、「ここに(砂を)入れていいよ~。」「は~い!」

いろんな場所で、うさぎぐみ(2歳クラス)さんがりすぐみのお友だちにやさしく遊んでくれている姿が見られます。心が育っているなぁと嬉しく思います。

うさぎぐみさんに刺激を受けて同じことをしたくなるりすぐみさん。そっと先を譲ってくれるお姉さんの姿も微笑ましいです。
最初は怖がっていた所も、自分の力で上れるようになってきたりすぐみの子どもたち。

りすぐみさんの成長の裏には、うさぎぐみさんの影響が大きいのです‼ ホントに感謝です‼ うさぎぐみの子どもたちは日々の園生活の中で、友だちと遊びながら身体と心がしっかり成長してきています。

一緒に遊具で遊んでいる時も、後から上っている子は前の子のスピードに合わせて上っています。

自分が中心だった子どもたちが、友だちの気持ち・言葉・表情・テンポ(その子の出来る速さ)等にも自然に気持ちが向けられ、待ったり合わせたりしながら一緒に遊べるようになってきています。

「ブランコ押して~!」「いいよ~。」 友だちの背中を押す時の力の入れ具合いも、背中が痛くないように加減をしているのがわかります。
友だちが何をしたいのかを理解しながら、お互いの遊びが楽しめるよう気にかけている姿も見られます。
「皆でかくれんぼしよう!」先生がオニ役だった遊びが、いつの間にか子どもたちの中でオニ役ができるようになっています。
保育室でも、お互いの考えを伝え合いながら一緒に作って遊ぶ姿が見られます。子どもたち同士の信頼関係が感じられます。

友だちとのかかわりの中で、主張を通す経験も通らない経験もどちらも経験してきた子どもたち。最初は泣いて主張するばかりだった子どもたちが、相手の気持ちに気づいたり、自分の感情のコントロールの仕方を覚えたり、言葉でお互いの思いを伝え合ったり・・・。この素晴らしい子どもたちの育ちに感動です‼

 今年度も残り少なくなってきました。保育士の寂しさも膨らんでくる時期ですが、子どもたち一人ひとりの育ちをいっぱい感じながら大切に過ごします。