バス避難訓練
高槻双葉幼稚園では、毎月1回、子どもたちと一緒に、地震や火災、不審者対応,
Jアラートなど、様々な緊急事態に対応した避難訓練を行っています。
今回は全園児で、バスの避難訓練をしました。
子どもたちはどこ?!
ここです! ブルーシートの下にいます!!
これは、「Jアラートのミサイル」に対応した避難訓練です。 バス乗車時に避難しなければいけない状況になった時には、バス座席とブルーシートにマジックテープをつけていて、このように子どもたちを覆うようにブルーシートをかぶせます。子どもたちにもミサイルの話をして、訓練を実施しました。(安全な場所に停車、避難できる場合は、バスから離れ、伏せて頭部を守ります。)
ブルーシートがかぶされると、少し遊び気分になって、「わ~(*^-^*)」と嬉しそうな子どもたちもいました。子どもらしくてとってもかわいいのですが、これは遊びではないこと、命を守る為にみんなにできることは静かにして先生の話をしっかり聞くことだということを伝えました。すると、しっかり考えて訓練に参加することができました。
子どもたちには、自分の命を守る為に自分で行動を取ることができるように、訓練の意味がわかって参加できるように話しています。
ブルーシートやその他の避難器具は、バス後方に常備しています。
もう一つの訓練は、万が一のバスの閉じ込めに対応したものです。
まずは、バスの閉じ込めについて、子どもたちに話しました。
先生たちは、毎日人数をしっかり数えて確認していること、みんなが降りてからバスの中を確認していること、バスの運転手さんも毎日車庫に戻ってからバスの中を確認していることを話しました。
みんなにできることはあるかな?? 隣の席の友だちが寝てしまっていたら起こしてあげること、起こしても起きない時は先生に知らせること、ということを話しました。この2点については、子どもたちが自分たちで分かっている子も多かったです!
万が一閉じ込められた時は、窓を開けて大きな声で「助けて!」と言ってみること、運転席のクラクションをならすことを話しました。
実際に、運転手さんの近くに行って、クラクションの場所と押し方を教えてもらいました。
クラクションの目印には、ふたぷぅマーク!! ここを強く押す!
子どもたちの命を守る為に、日頃から職員がしっかり訓練をして備えておくこと、子どもたちも自分の命を大切に考えることができるように、これからもしっかり取り組んでいきたいと思っています。