おやじ会

コロナ禍の中、長らく開催できなかった『おやじ会』が先日久しぶりに行われました。

まずは園庭整備をしていただきました。

今度行われる園行事〈ミニSL〉の線路が敷けるようにと遊具や丸太を移動していただきました。さすが力持ちのお父さんたち!!!あっという間に運んでいただきました。

続いて砂場の水はけを良くするために掃除をしたり、園庭の草抜きもしていただきました。子どもたちが気持ちよく過ごせて、楽しく遊ぶことのできるように、こうして保護者の方たちに協力していただけるのは本当にありがたいことです。

そのあとは懇親会として『モルック』を行いました。

モルックとはフィンランドで開発されたスポーツでモルック(木の棒)を投げてスキットル(木製の数字のピン)を倒す、いわゆる〈ボーリング〉のようなイメージです。

初めてこのおやじ会に参加したお父さんもいらっしゃったようですが、和気あいあいとすぐに打ち解けている様子が見られました。

貴重なお休みの日に参加していただき、また園庭をきれいにしていただいて、ありがとうございました。

年長スポーツ大会

以前にも少しお知らせしていた年長のスポーツ大会での様子をお伝えしたいと思います。

練習期間が過ぎると開会式が行われました。1位になったクラスには優勝カップ、2位・3位になったクラスには盾がもらえることを知り、さらにやる気になる子どもたち。「絶対トロフィー欲しいから1位になるぞー!」「4位~6位は何も貰えないのか…なら3位までにはなりたい」と話す姿が見られました。

何度も練習を重ねてきたので、走る姿も変わってきていて【力いっぱい走る】ということが段々と身についてきているようでした。一緒に走る友だちがいるからこそ、他の子どもの力や自分の力に気付くきっかけになるのですね。このように部屋にも対戦表を貼り出し、試合結果が分かるようにして振り返ります。

走る練習だけではなく、そのことを通して気付いたことも、その都度子どもたちと振り返り、話し合うことを大事にしています。<速い子どもはどうして速いのか><バトンをもらう人はどのように待っていたらよいのか>などクラスで話し合い、でた意見を次の練習や試合で実践してきました。始めはぎこちなかったバトンの受け渡しもスムーズにいくようになっていましたよ!

試合はいくつか行われ、色んな場面が見られました。抜かし抜かされ…という姿はもちろん、アンカーが同時にゴールしたので引き分けになり、それは嫌だ!と再試合をしたり、靴が脱げても転んでも走り続けたりと子どもたちの一生懸命な姿がたくさん見られました。また、走り終わった子どもも「〇〇くんがんばれ!」「もっとコーンの近く走るねん!」と応援に徹する姿も見られ、クラスで団結する姿も見られました。クラスの仲間意識がこの行事を通してさらに深まったのではないかと思います。

クラスの代表として1名ずつ募って集まった<スポーツ大会係>の6名の子どもたちは、試合中に自分たちができることを考えました。インコースをどちらのクラスが走るか試合前にじゃんけんで決めたり、「よーい!スタート!」とホイッスルを鳴らして合図したり、ゴールテープをもったりと色んな場面で活躍しました。大きな対戦表にはクラス名もそれぞれが書き、試合後には結果を書き記しました。

全試合が終わり、長いスポーツ大会もいよいよ閉会式。ドキドキの結果発表です!

1位は見事全勝した≪きく組≫ 2位は≪ふじ組≫

3位は同率で≪たけ組・すぎ組・ゆり組≫ 6位は≪あやめ組≫でした。

1位・2位のクラスへはそれぞれ優勝カップと大きな盾をもらい、同率3位であった3クラスは係の子どもが代表で話し合い順番にまわしてクラスに飾ることになりました。

どのクラスの子どもたちも最後まで諦めずによく頑張りました!!!

6月の様子

暑い日が続いていますが、その中でも元気いっぱいに遊ぶ子どもの姿をお知らせします。

陰になり涼しいパラソルの下で、ままごとをしていた年中さんのところへ年少の子どもたちがやってきました!

年少「何がありますか~?」と尋ねられ…お店屋さんをしていたわけではなかったのですが、

年中「いちごがありますよ!」と返事していました。

年少「やったーいちごだって!食べたいな」年中「用意するので待っててくださーい」

優しく対応する姿やそれに喜んで一緒に遊びだす子どもたちのやりとりにほっこりした場面でした。

園庭に大木で作ったジャングルジムがあります!以前からあったものよりさらにパワーアップしているので子どもたちも大興奮!「ヤッホー!!先生!」と声をかけられて近寄ると「おー!先生よりも僕たちの方が大きいやん!」と喜ぶ姿が見られました。「年少のときよりも高くなってる!」「これ園長先生が作ったんやな!すごいな!」と話しながらも上手く体を使い余裕の表情で登っていました。

砂場では川づくりをして遊んでいるこどもたち。年中の子どもたちは数人のお友だちと少しずつ<役割分担>して遊ぶ姿が出てきました。掘る人と水を運ぶ人に分かれて一緒の遊びを楽しんでいます。一方、同じように川づくりしている年長の子どもたち。でも竹を半分に切ったものを使って川の流れを自分たちで作っていました。その上「もう少し繋げた方が下まで届くなー」「もうちょっとこっちに傾けて…」と子ども同士で話しながら微調整したり考え合いながら遊ぶ姿が見られました。同じ遊びでもそれぞれの違い・成長が見られて面白いですね!

年長の子どもたちは、各クラスそれぞれ子どもたちで考えて決めた植物を育てています。園庭にプランターを置いているので他クラスに触られないようにと子どもが手作りした工事棒とコーンも見られます。

「トマトが大きくなってきた」「きゅうりの花って黄色いんやなー」と成長を楽しみながら頑張って重たいじょうろを運びながら頑張って世話していました。

その姿を見て興味を持った年少の子どもたちもお花を植えて世話してみることになったクラスもあります。

「こないだ種をまいたのに、もう芽がでてきたよ」と教えてくれましたよ!!!変化が見られるたびに子どもたちの反応が楽しみですね。