11月2021

第68回作品展を終えて…

かもいようちえんにとってとても大切な行事の一つ『作品展』を皆様のご協力のもと無事に終えることが出来ました。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、分散での見学や模擬店・バザーの見合わせなど例年と異なる形の開催となりましたが、たくさんの笑顔に出会えた1日となりました。後援会役員の皆様はじめ、保護者の皆様のご協力のもと、滞りなく開催できましたことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

かもいようちえんでは『行事は日常生活(くらし)の延長線上にある』という考え方を大切にしています。暮らしの中での喜びや感動、不思議さや発見が『表現』に結びついたのが作品展です。この作品展へ向かう活動の中で自信や達成感を得た子どもたちと見守って下さるご家族の皆様のあたたかな雰囲気が幼稚園を包んだ作品展当日の様子をお伝えしていきます。

子ども達が「見に来てくれてありがとう♪」の気持ちを込めて描いた❝誘導画❞が皆さんをお出迎えです(^^)

「これ、頑張ったんだ!」「こっちもみて~」案内人の子ども達が家族のみんなに様々なお話しをしている楽しい声が聞かれたり、恥ずかしそうに照れている子も…(^^♪

ホールの合作『みんなまつり』「ここ頑張ったんだよ!」「こっちもみて!」と自信をもって話す姿が頼もしく見えました(#^^#)

ひまわりROOMの『作品展Gallery』ではこどもたちの生け花を展示。みんなのお花が集まって素敵なツリーとなりました(^^)

次回の登園日(11月30日(火))~『子ども達だけの作品展』を楽しみたいと思います。作品展その後…の様子もお伝えしますのでお楽しみにしていてくださいね♪

創立記念集会2021

かもいようちえんは今日11月20日に68回目の創立記念日を迎えました。68年前、戦後間もない頃にかもいようちえんの初代園長は『戦後の貧しい暮らしの中で時代に翻弄される子どもたちにあたたかな場所を提供したい』と自宅を開放しました。それがかもいようちえんの始まりです。
68年たった今は豊かな時代となりましたが、子どもたちのあたたかな場所でありたいと願う心は受け継がれています。

昨日11月19日は幼稚園のみんなが集まって創立記念の集会が行われました。お部屋で先生から「明日はかもいようちえんのお誕生日だよ」と聞き、「ハッピーバースデートゥユー♪」と口ずさみながらホールにやってきたお友だちもいました(*^_^*)自分やお友だちの誕生日をお祝いするのと同じ気持ちを持っていることをうれしく感じました。

みんなで『かもいようちえんの歌』を元気に歌い創立記念集会が始まりました。

園長先生から「かもいようちえんは何歳になると思う?」と聞かれ元気に手を挙げる子どもたち。「4さい!」「10さい!」などの答えが続く中、年長さんが「68さい!」と教えてくれました。そして『昔のかもいようちえん』の写真を見ながら「かたちが違う」「お庭は?」などいろいろなことに気づいていました。昔の幼稚園のお話をしてもらうと「えっ?」と今の幼稚園との違いに驚いていました。

創立記念のお祝いのおすそわけとして紅白のおまんじゅうが配られました。代表として受け取ってくれたのは年長のお兄さん。大きくはっきりとした声で「ありがとう」とお礼も言えて立派でした。

お祝いにみんながお誕生日の歌を元気に歌ってくれました。

お部屋に帰る途中、「ようちえん、ありがとうって言ってるかな?」と耳を澄ますかわいい姿がありました。

お友だちが幼稚園にお祝いのお手紙を書いてきてくれました。その中には卒園し小学生になったお姉さんからのメッセージも(#^.^#)
子どもたちの思い、本当にうれしく思います。

子ども玄関のメッセージボードに飾ってあります。

68年間、かもいようちえんを支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様に心より感謝申し上げます。今後も皆様のご協力をお願いいたします。次回の更新もどうぞお楽しみに♪

秋の味覚を…【サツマイモの持ち帰り】

先日のブログでもお知らせの通り、11月4日(木)に幼稚園の裏庭でお芋堀が行われました。
今年は、夏の間につるが伸びず『大丈夫?』と心配していた私たち。つるは伸びすぎないほうが良いお芋が取れるといわれているものの、それにしても伸びなすぎでは…。なんて思っておりました。しかし、みんなでお芋ほりが始まるとその心配も吹き飛びました。

そして今日はそのお芋をおうちに持ち帰りました。配布したお手紙に書かれている通りコロナ禍の現状の中、調理をしてそれを一堂に会して頂く(食べる)ことは難しいと判断し、おうちで秋の味覚を楽しんでいただくことになりました。詳しくは、お手紙をご覧ください。

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持ち帰ったお芋は、お芋屋さんごっこで子ども達が自分で選んでいます。『大きいのにしようかなぁ』『でも小さいのは3個セットになってる…』かなり迷っていました(笑)こんな活動の中にも『数や量』といった知的な感覚が含まれています。そんな成長のきっかけが生活の中に含まれていることがとても大切です。

あとできたお友達もしっかりと『選ぶ』ことができるように子どもたちの数よりもかなり多めにセットされたお芋。
さぁ、あとは思い切り迷ってもらいましょう!

選んだお芋をお店屋さんに持っていき、新聞紙で包んでもらいます。年長さんは『自分の力で』ということでセルフレジです(笑)

持ち帰ったお芋をきっかけに『秋の味覚』をご家族でもお楽しみいただければうれしく思います。
暦の上では冬を迎えましたが、もう少しだけ『秋』をおたのしみください。
次回の更新もどうぞお楽しみに!

お芋ほりを楽しみました!

お芋ほりの前々日、年長組で畑の様子を見に行ってきました!「あっ!お芋、見えてる!」「お芋ほり、出来そう!」と子ども達。「明日のあした(翌日は祝日だった為)お芋ほりするよ」と年中さん、年少さんに早速、伝えに行っていました(^-^)

お芋ほり当日は、秋晴れのとても良いお天気。今回は時間差をつけて学年ごとで行いました。最初は年長組。「今日は沢山、手を使うよ」と手の準備運動を。しっかりと両手を動かし、畑へ・・・。今年は例年に比べ蔓が少なかった為、蔓きりをせずに行いました。「どの辺にお芋があるかな?」蔓を掻き分け見当をつけると「さあ!掘るぞ!」力強く掘っている年長さん。「先生!見て!」とあちらこちらから声が聞こえてきました(#^.^#)

しばらくすると、年中さんもやってきました!年中さんも蔓を掻き分け畑の中に入っていきます。「どの辺においも、あるのかなあ」覗き込んで探している子も(^-^)「この辺かも・・」「おいも、見えてる!」等と掘り始めていました(^-^)年中さんからも「見て!見て!」の声が沢山聞こえてきました♪ひとつ掘ると「今度はもっと大きいのがいいな」とやる気満々の年中さんでした(#^.^#)

その頃、年少さんは・・・。

お芋ほりに行く準備を(^-^)「今日はたんんぽぽさんも一緒に行くよ」の先生の言葉に「じゃあ、一緒に手をつなごう」とたんぽぽさんと手をつなぐ、もも組さん。♪おいも おいも♪と楽し気に畑にやってきました(^^♪

お芋ほりが初めての子もいましたが、両手をしっかりと使い掘っていた子ども達。中にはお芋を傷つけないようにとお芋の周りを優しく掘っていた子も(^-^)どの子もお芋を掘り上げるととっても嬉しそうな顔を見せてくれました!

たんぽぽさんもお兄さん、お姉さんたちに負けていません!お芋が顔を見せると「あっ!あった!」と一生懸命、掘る姿も(^-^)

実は先生達の間では、葉っぱや蔓の様子を見て、今年は例年に比べてお芋の生長があまり良くないかも・・・。子ども達は楽しめるかしら?と心配をしていました。しかしその心配をよそに、思っていた以上の収穫、そして子ども達のたくさんの喜びの声、笑顔をたくさん見せてくれたことを嬉しく思いました(#^.^#)

それぞれの手で頑張って掘ったお芋たち。お持ち帰りしたい!の声もありましたが、みんなで掘ったお芋はどんな味がするのかな?みんなで秋の味覚を味わいましょうね。次回の更新もお楽しみに!