保育日記(全学年)

【年長組】畝づくりを行いました!

先生たちと一緒にサツマイモの畑の畝づくりを行いました。活動の様子を少しですがお伝えいたします(^^♪

「今日は『くわ』っていう道具を使うんだけど、知ってる?」と先生。「知ってる~!」「斧みたいなの?」等と子ども達。実際に目で見て「これ、知ってる!」「見たことある~!」と口々に言っていました(#^.^#)

「これが持てないと、畝は作れないよ」とU先生。一人ひとり、持ってみました。

「どうやって持ったら上手に持てるかな」「どう持ったら、力が入るかな」実際に持ってみて重さを感じ、力の入れ方もわかってきた子ども達でした。

先生たちに手を添えてもらいながら、畝を作っていきました。最初はしっかりと押さえてもらいながら、様子をみながら先生の手も少しずつ軽くなっていき、自分の力で行っている子もいました(#^.^#)

最後は畝の尖っている部分を苗の赤ちゃんが気持ちよく寝られるように、平らにしていきました。

「少し丸くしたほうがいいわよ」とS先生に教えてもらうと「かまぼこみたい!」とMちゃん。その言葉を聞き、「かまぼこ工場、かまぼこ工場!」と言いながら、行っていた子ども達でした(^^)/

途中、様子を見にきた年中さんに「おイモの畑、作ってるんだよ!」「畝、つくってるんだよ!」等と説明する姿も・・・。出来上がった畝を見て「うん!出来た!」『自分たちで作った』という気持ちも深まりました。次は苗植え!今から楽しみにしている子ども達です。次回の更新もお楽しみに・・。

【年長組】出来た!こいのぼり!

先日のこいのぼり上げでは、元気よく泳いだこいのぼりを見て大喜びの子どもたち。「自分たちで作ったこいのぼりが上がった!」と達成感で一杯でした(^^♪そんな年長さんのこいのぼりが完成するまでの様子を少しだけですが、お伝えいたします。

日々、こいのぼりを上げていた子ども達。「赤ちゃんこいのぼりを作りたい!」と数人の女の子達からの声で年長さんのこいのぼり作りがスタートしました。子ども達が選んだのは『お父さん』『お母さん』『赤ちゃん』『お兄さん・お姉さん(後にお兄さん、お姉さんは表裏で1匹になりました)』作りたいこいのぼり同士で集まり、話し合い→作業へと進んでいきます。

本物のこいのぼりをよく観察しながら・・空に上がった時よく見えるように・・色や大きさも考えながら子ども達のアイディアがたくさんつまった、こいのぼりが完成しました(^^)/

進級して初めての共同制作。時には意見の言い合いもありました。良いアイディアが思いつかず、全く進まない日もありました。困難に思うことも多々ありましたが、この経験はなくてはならないものだと私たちは考えています。そしてきっと次に活かされる事でしょう。今後の子ども達の活躍を楽しみです。次回の更新もお楽しみに・・

【3歳児・もも組】こいのぼりができちゃった♪

先日のこいのぼり上げで空に泳いだもも組Aの『プチプチこいのぼり』ともも組Bの『おててちゃんこいのぼり』♬
大きい組さんは「こんなこいのぼりを作りたい!」の思いから始まるこいのぼりづくりの活動ですが、3歳児はいろいろな遊び(えのぐ・スタンプ・はさみ…等々)を経験しそれらが集まって形になっていく…ということを大切にしています。言わば「こいのぼりができちゃった」という活動です。そんな3歳児ならではの活動の様子をお伝えします。

満3歳児たんぽぽ組さんと合同で楽しんだ今年度初のえのぐ遊びは、園庭に作られた大きなキャンバスに自由に描いて楽しみました。この遊びから生まれた作品がこいのぼりの体として使われていました。

緩衝材のプチプチを使ったスタンプ遊びや手版画…写し取られる形や色が混ざって変化する面白さを味わいました。

線の上をハサミで切ってみると…「あっ!」「こいのぼりみたい!」という声が聞こえてきました。だんだんと『もしかして…?』と気づき始めた子どもたちです。

本物のこいのぼりをよく見ると「もようがある!」と気づいたももぐみさん。スタンプや手版画遊びをうろこに見立て、のりでペタペタ貼りました。

「こいのぼりの目は虹なんだよ」お友だちの言葉を聞いて、こいのぼりの目は円がいくつも重なっていることにも気づきました。「くろがいい!」「あかでかきたい!」「わたしがいちばんね」「○○がいちばん」小さな相談をしながらみんなで描きました。

「こいのぼり、おくちあいてた」こいのぼりのトンネルで遊んだ体験を思い出してお話してくれるお友だち。「そうだったね。じゃあどうしようか?」と尋ねると…「こっちとこっち、くっつければ?」「テープで!」2枚の紙を貼り合わせるアイデアが子どもたちから出てきました。考えたことを言葉にして伝えることもこの活動で大切にしている経験の一つです。

こいのぼりをロープに結ぶためのすずらんテープに工作材料をつけているお友だちがいました。「何だろう?」と思い聞いてみると「こんなのついてたよ」・・・毎日こいのぼりをあげていた経験から、本物こいのぼりには金具がついていることに気づき、再現していたんですね。

こいのぼりあげ当日は空に泳ぐこいのぼりに大きな歓声があがりました。風が吹くたびに「おくちあいた!」「あしひらいてる!」と観察力も発揮していた子どもたちです。

お友だちみんなで取り組んだ『はじめてがいっぱい』の日々でした。こいのぼり作りの活動を通して、だんだんと形になっていくおもしろさや作り上げた嬉しさを味わったももぐみさん。これらが子どもたちの力になって、今後も『ももさんパワー』を発揮してくれることでしょう。次回の更新もどうぞお楽しみに♪

【年中組】こいのぼりができるまで…

こいのぼりが出来るまで、お子様から様々なお話があったことと思います。年中組になってはじめての『クラスの仲間と協力する』活動のこいのぼり作り。そのこいのぼりができるまでの様子をお伝えします。
ホールやお部屋で何か作っている姿を見たり、バスの中で「こいのぼり作ってるんだけどさ~」という会話を聞いたり、年長さんが何か作ってるらしい…。こいのぼり!?と興味を持った子どもたち。「なんでこいのぼり作ってるのか聞きたい!」年長さんに話を聞きに行くと「あそこ(ロープ)にみんなで飾りたいから作ってるんだよ」と教えてくれました。「僕たちも作りたい!」「年長さんより格好いいこいのぼりにしようよ!」と年長組へのあこがれや興味が高まり、こいのぼり作りへと発展していきました。

「大きいのがいいよね!」「年長さんみたいにビニールいいんじゃない?」「使える工作あるかも!」こいのぼりの『からだ』探しが始まりました。そしてお部屋の中でいいものを発見!!みんなで大きなビニールをつなげることになりました(^^♪
「こっちの向き(縦)にテープ貼ったらいいんじゃない?」「ぐちゃぐちゃになっちゃうから、ちょっとおさえてくれる?」それぞれ声を掛け合い、協力し合う姿が生まれます。

絵の具遊び(前回年中組のHPに載っています(^^))の作品ははさみの活動(線に沿って切る)から「これこいのぼりの模様(うろこ)に似てる!」「お山の形が一緒だね!!」と『うろこ』に大変身しました。本物のこいのぼりをみて「真っすぐになってる!」「順番にきれいに並んでる!」規則的に並んでいることに気づき、うろこを並べていった子どもたち。テープで張り付け、「全部ついたかな?」最後はみんなで確かめ合っていました。

「しっぽの形は?」本物のこいのぼりを見ながら、マジックでビニールに線を描いてその通りに切っていきます。「僕が切りたい」「わたしもやりたい…」「う~ん。じゃあ順番にすればいいよ!」「じゃんけんにする?」「小さい順にする?」みんなでできる方法を相談。先生が「順番ですよ」と決めてしまうことは簡単な事です。しかし子どもたちの主体性や協調性の育ちには全くつながりません。そのためかもいようちえんでは、『自分たちで』相談し、決断できる話し合いの場、環境を大切にしています。小さな話し合いの積み重ねが、発言力が育まれ自己発揮が十分にできるようになると考えています。
「ピンっとなってたほうが切りやすい!」そのような事にも気づき、友達が抑えて(軽く引っ張る)切っていました。しっぽの模様、様々な素材を使い表現しています(#^.^#)

「おっ!いい感じ!」「次は青だったよ!」見守る仲間も真剣そのもの。外側になればなるほど大きくなる『目』子どもたちなりにバランスを考えていました。「おめめが風で飛んでいかないように~…」呟きながら貼るこの姿も…(^^)

こいのぼりには「ヒレ」「背びれ」「ひげ」など様々な部位があることに気づき、名前を知った子どもたち。みんなでいい素材を探し、作っていきました。
最後はひもを入れ、体を合体!です。「本物のこいのぼり、トンネルみたいになってた!」「なんでだろう?」「何かが通るのかな?」風が通るために開いていることを知ると、「こいのぼりさんもきもちいい~ってなるようにだね」「苦しくないようにかな?」科学的なことに4歳児なりの考えを持つことができました。
さあ!体をくっつけ…いよいよ完成です!!!

こいのぼり上げ当日、空に上がったこいのぼりを見て飛び跳ねて喜んだり、友達と手をつないで見上げる子の姿も…
作っていく中で楽しさだけでなく、もちろん大変さを感じることもありました。しかし『みんなと力を合わせるとこんなすごいことができるんだ!』を体感し、ぐっと仲間意識が深まったように感じます。これからこの活動の中で得た『仲間っていいよね♪』をいろんなところで活かし、新しいことへチャレンジしていきましょうね!
次回の更新もお楽しみに…(^_-)-☆

【自由保育の中で…】みんなで色水・泡遊びを楽しみました。

気持ちの良いお天気…。自由保育の中で色水遊び、泡遊びを楽しみました!
絵の具屋さんが開かれると「オレンジ味がいいな…」と水を入れたペットボトルに絵の具を入れ…。「オレンジジュースできた~!」「おいしそ~う(^^♪」とジュース屋さんごっこが始まりました。ペットボトルの中に絵の具を入れると❝じわ~っ❞と広がっていき、その様子を興味深そうに見ている子もいれば、ペットボトルを振り一瞬に色が変わる面白さを感じている子も…(^^)「リンゴジュースとブドウジュースを混ぜてみよう!」と色が混ざることにより、変化があることに気づき不思議さを感じ楽しんでいた子どもたちです。この不思議さや面白さに心が動いた時、科学性の芽生えなどが育まれていくきっかけになっていきます。
「リンゴジュースいかがですか?」「いただきます!」学年の垣根を超え色んなお友だちとやりとりが見られ、楽しい時間を共有することができました。

「クリーム屋さん!」「ふわふわ~!」「おいしそう~!」とみんなニコニコ(^^)泡の性質を知るとともに感触を十分に楽しみ、❝クリーム屋さん❞も大繁盛でした(#^.^#)!
これからも自由保育の中で異年齢の友達との関わりから、互いに刺激を受け❝育ちあう❞姿が見られることを楽しみにしています。