保育日記(全学年)

【年長組】卒業制作 お皿をつくりました

卒業制作のお皿づくりに取り組みました。この日を楽しみにしていた子ども達。講師の先生の話を真剣に聞いていました。一人ひとり粘土をもらうと「わっ!冷たい!」とひんやりとした粘土に驚いていた子ども達でした。一番最初は粘土を平らにする作業です。「耳たぶくらいの厚さにするよ」の講師の先生の言葉に耳たぶを触って確かめている子も(^-^)ドンドンと粘土を平らにする音がホールに響いていました。

平らにした後は淵を立ち上げます。「おはようって、おこしてね」の先生の言葉に指先を使い、立ち上げていた子ども達です。

最後は模様つけです。色々な模様のスタンプや割りばしペンで描いていきます。「どれにしようかなあ」好きなスタンプを選んだり、丁寧に割りばしペンで描いていました(^^♪

子ども達の作業はここまでです。この後は講師の先生が工房に持ち帰り、焼きの作業をしてくださいます。完成したら「焼きそば食べたい!」「カレーがいいな」等と完成を心待ちにしている子ども達です。「桜の咲く頃に完成するよ」講師の先生の言葉にワクワクしていました。どうぞその日(卒園式)を楽しみにしていてくださいね。次回の更新もお楽しみに…。

お正月遊び2024

お正月遊び期間として、保護者の皆さまもお招きして行われてきた『お正月の伝承遊び』毎日多くの保護者の皆さんにもご参加いただき、有意義な期間となりました。子ども達の遊びに期間はありませんので、まだまだコマブームやけん玉ブームは続きそうですが、期間としては一区切り。徐々に『春』を感じる活動にも目を向けていくことになると思います。
園だよりやKamoiDays、これまでも折に触れてお伝えしてきましたが、昔から伝わる遊びには、様々な『育ち』の要素が含まれています。日本人が器用であると言われる所以でもあります。そんな遊びの中から『日本の文化』を知り、日本人としてのアイデンティティを育んでいけることを願っています。

『コマ回し』
今年一番人気といっても良いですね。最初の難関はひもをまく時の力の入れ具合や手先の細かい動きですね。これをクリアしなければ何も始まりません。昨年の経験で出来るお友達を見て学んだり、チャレンジのきっかけとして先生に巻いてもらったり一緒に投げてみたり…。期間の後半には『コマ勝負』ができるほどに上達した多くの姿がありました。

『けん玉』
先日のKamoiDaysでもお知らせしましたが、けん玉名人の花野井さんの登場から一気に大ブームが…。それは子ども達だけでなく先生たちも。決められたお皿に、順番に球を乗せていく『日本一周』という大技に成功したR先生です。けん玉は一見手元の動作に見えますが、全身運動です。ぜひチャレンジを。
けん玉名人の花野井さんのお話では、横須賀にも老舗(?)のけん玉道場があるようです。

『羽根つき』
お正月の歌にも登場するこの季節の定番の遊び。本来は2人で羽根を突きあう遊びですが、年齢的にまだ難しいこともあります。そこで登場するのがブランコの支柱からひもでぶら下げられた『修行の場所』です。しっかりと狙いを定めて…。

『そのほかにも…』
今年は、外の遊びに人気がありましたが、かるたやお手玉、おはじきやビー玉など室内で遊ぶ活動も盛りだくさんでした。参加してくださった保護者の方がかるたの読み手になってくれたり、子ども達と真剣勝負を繰り広げたり…。
文字への興味や数字・量の感覚を育める大切な時間です。

楽しく過ごしているうちに1月も終わりが近づいています。『春』の訪れは目前です。
すてきな春が訪れますように。
次回の更新もどうぞお楽しみに。

卒園記念&70周年記念植樹

創立から70周年を迎えたかもいようちえん。今年の卒園と周年を記念した植樹が後援会(卒業対策委員)の皆様の協力により行われました。アルバムの作成などの傍ら、裏庭に穴を掘り培養土を入れこれまで準備を進めてくださいました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

今日の植樹の様子をどうぞお楽しみください。

園庭に集まった年長さん。代表のお母さんのお話を聞いて『植樹』に興味津々。
本日植樹した『木』は『ニコニコット』という品種のあんずの木です。季節には実がなる嬉しい木です。
お母さんが教えてくれた愛称は『ニコちゃん』です。

年長さんが順に土を入れ、後半には、参加してくださった卒園対策委員の皆様やお正月遊びに参加してくださった保護者の皆さまにも土を入れて頂きました。もちろん年長組の先生も…。
ご協力ありがとうございました。

植樹の記念に『パチリ!』
お子様からのおみやげ話をどうぞお楽しみに!幼稚園にお越しの際は、ぜひ裏庭をのぞいてみてくださいね。
次回の更新もどうぞお楽しみに!

『斎灯(さいと)』が行われました。

園だより1月号でもお知らせの通り、1月15日の本日、鴨居八幡神社前の海で『さいと』が行われました。地域により呼び名は様々ですが『どんど焼き』『左義長(さぎちょう)』と言われているのが一般的でしょうか。ここ鴨居ではタイトルの通り『斎灯(さいと)』と呼ばれています。
お正月の間に飾られたお正月飾りや旧年のお札などを焚き、神様に持ち帰っていただくと言われています。
また、この習わしは『小正月』にあたる1月15日に行われています。

かもいようちえんでは古くから伝わる文化や風習に生活の中で親しんでほしいと願っています。(日本人としてのアイデンティティの形成)お飾りをおさめに行ったり、この行事を可能な限り見学したりと『地域の皆様』にあたたかく見守られながら参加しています。

今朝7:40頃 さいとが行われる前の神社はまだ静かです。砂浜には少しずつ氏子の皆様や見学の方が集まってきていました。
小学校のお兄さんお姉さんも授業の一環で見学に…。卒園生も多く『あーーーせんせーーーい!ようちえんもくるの?』と。

8時  点火が始まります。
神社から神主様と氏子の方々によって『火』が運ばれてきます。
お祓いをして点火です。
手を合わせて今年一年間の健康と幸せを願う多くの姿がありました。

朝早くからの行事になるため、幼稚園のみんなで見学することはできませんでしたが、登園時間の早い黄色バッチさんは見学に来ることが出来ました。そのほかにも、登園前におうちの方と一緒に見学する白バッチさんの姿もありました。

空気が乾燥していたこともあり、火はあっという間に頂上まで。かなり離れたところまであたたかさ(熱さ)を感じます。

地域の皆様や氏子の皆様に声をかけてもらった子ども達。幼稚園に戻って、自分たちの体験をクラスの仲間に話してくれることでしょう。先生たちがかもいようちえんのお友達やおうちの方々の健康と幸せを願って手を合わせておきました。今年一年も、穏やかな心で過ごせますように。

ただ今お正月遊びも真っ最中!次回の更新もお楽しみにしてください。

3学期が始まりました♪

1月10日、3学期が始まりました。幼稚園の新年の始まりとなるこの日は先生たちが着物を着て子ども達を迎えています。20年ほど前、日本文化(お正月の食文化・伝統芸能・風習や文化的行事)を子ども達に環境として伝え、心に残していって欲しいとの思いから始まった保育のひとつです。『お正月の伝承遊び』等と合わせて、日本人としてアイデンティティーを身に着けてほしいと願っています。

「先生かわいい」「着物でしょ?」「なんでこれ着てるの?」「これ(お正月飾り)家にもあるよ」・・・園内の様子や先生たちの着物姿から『いつもと違う』を感じ取ってくれたようでした(^^)

「おはよう!」の声の中「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつをしてくれるお友だちもいました。お正月だけの特別なごあいさつ・・・きちんと言える素敵な姿でした。身支度を終えると早速ホールや園庭で遊び始めました。カルタやこま回し、羽根つきなどに挑戦し、幼稚園に子どもたちの元気な声が響いていました。

3学期始業式が行われました。かもいようちえんの歌を歌い、園長先生と3つのお約束をしました。「はーい!」と元気に手を上げていた子どもたちです。年長さんは特別にもう一つお約束がありましたね。

来週から本格的にお正月遊びを楽しみます。4年ぶりに保護者の皆さんも一緒にお正月遊びができるのがとてもうれしいです。どうぞお出かけくださいね。最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
次回更新もお楽しみに♫