保育日記【年少組】

開店!おいもレストラン

先日のお芋ほりのお芋がまだ残っていることに気づいた年長さん。「焼き芋にしたい!」と子どもたち。でもお芋は残りわずか…。「これだと幼稚園のみんなが食べれない…。」「半分にすれば?」それでも足りない…。「細かく切ったほうがいいよ!」「大学いもがいい!」と先日食べた大学いもを思い出したようです。「お店屋さんをしても面白いかもね」という先生の言葉に「レストランがいい!」「大学芋レストランやりたい!」「いいこと考えた!」「年長がレストランの人になって、みんながお客さんになる!」「おお!いいねえ!」と大盛り上がりの年長さん。翌日、お芋レストランを行うことになりました。そんな子ども達の様子を少しですがお伝えします。

翌日、登園してきた子ども達。早速、会場づくりです。おそろいのエプロン、バンダナをつけ、張り切っていた子ども達。「看板、描くね」「私はメニューを書く!」「椅子はももぐみさんに借りよう!」「待っている場所も作らなきゃ」どの子も主体的に動いている姿が素敵でした(^-^)

裏庭で摘んだ花をテーブルに飾り、会場が整ってきました。サツマイモも自分たちで切ります。先生に手を添えてもらい、慎重に切っていました。味付けも自分たちで。「お砂糖はどのくらい入れたらいい?」先生の問いかけに「これくらいかなあ」と味付け。 会場準備や大学芋づくりをしている中、保育室を回り、レストランのお知らせをしている子も(*^▽^*) 役割分担も自分たちで。頼もしく感じました(^o^)

レストラン(ホール)の入り口に並ぶたくさんのお客さんを見て「渋滞してる!!」と目を丸くし、驚きながらも嬉しそうな年長さん。一度、みんなで集まり、準備は出来た?」先生の問いかけに「出来た!」と子ども達。案内係の子たちのアナウンスでお芋レストランが開店しました。メニューは『大学イモとお茶』『大学イモとお水』のセットです。「何名様ですか?」「2名です」「3名です」と「何にしますか?」やりとりを楽しむ子ども達。あっという間に席は埋まり、大忙しの年長さんでした(*^▽^*) 

自分たちのお芋を残し、レストランは閉店。さあ!次は自分たちも食べるぞ!と席に着いていました。「楽しかった!」「あ~つかれたあ」「お客さん、いっぱいきてくれたね」「忙しかったあ」等と子ども達。その表情はやりきった感満載!良い表情でした(*^▽^*) 沢山働いた後の大学イモは格別だったと思います。自分たちで企画、準備、実行でき、達成感を感じていた子ども達でした。良い学期末の締めくくりが出来、私たちも嬉しかったです。子ども達の成長を感じた一日でした。次回の更新もお楽しみに…。

ようちえんにサンタさんが…

12月11日(水)サンタさんが来てくれるようにとの願いを込めてクリスマスツリーに飾り付けをしていた子どもたち。飾り付けが終わりみんなで点灯式をしました。カウントダウンの後、ツリーが点灯すると「やったー」「きれい」と大歓声の子どもたち。「サンタさんに手紙書いたよ」と教えてくれる子もいました。

12月16日(月)クリスマス会が行われました。「サンタさんくるかな?」とこの日をずーと楽しみにしていた子どもたち。そんな子どもたちのクリスマス会の様子をお伝えします。

子どもたち同士のクリスマスソングの歌い合いではももぐみさん・たんぽぽさんは『サンタのおじいさん』年中さんは『あかはなのトナカイ』年長さんは『あわてんぼうのサンタクロース』を歌いました。少し緊張した様子の子どもたちでしたがあたたかい拍手にとても嬉しそうでした。その後人形劇団プークさんによる人形劇がはじまりました。プー吉・チビのオープニングショーからはじまり、【ウサギとカメ】【がんばれローラーくん】の3つの劇を楽しみました。ウサギとカメは誰もが知っているお話ですが最後は思いもよらない展開に…。

頑張り屋さんのローラーくん。ゆっくり道を直しているとスピードの速い自動車たちはどんどん抜かしていき…というお話。劇中「がんばれー」「がんばれー」と応援したり、大笑いしたりお話に引き込まれて集中して聞いていた子どもたちでした。この劇を通して本当に大切なものは何か…をローラーくんに教えてもらいました。幕を閉じるとどこからともなく鈴の音が…。サンタさん登場に「やったー」「サンタさんだ!」と大興奮の子どもたち。サンタさんとお話をした後お礼にみんなで『北の国から』を歌いました。その後ひとり一人にプレゼントをもらいました。

クリスマス会が終わり冬休みまであと少し。体調管理に気を付けながら残りの数日間を楽しく過ごしていきたいと思います。ご参加いただいた保護者の皆様ありがとうございました。次回の更新もお楽しみに♪

作品展 完結!

12月1日の作品展後は、子ども達だけの作品展、そして合作『ヘンテコ ヘンテコ へんてんき』での遊びと十分に作品展を楽しんだ子ども達。お部屋の水道が使えない(作品が飾ってあるので)「ロッカーの中のクレヨンを使いたい」等と生活の不便さを感じると徐々にお片付けモードに…。「自分たちの作品展、自分たちのお部屋」だから「お片付けも自分たちで」かもいようちえんの子ども達にとっては当たり前のことです。そんな子ども達のお片付けの様子を少しですが、お伝えします。

保育室が片付いてくると。ホールの合作も。「いっぱい遊んだから、お片付けしよう!」「クリスマスツリーがかざれなくなっちゃう」そんな年長さんの話からホール(合作)を片付けることになりました。まずはグループにわかれて…。「どこから片付ける?」「どうやって片付ける?」ある年中の男の子から「沢山遊んで楽しかったから、それを思いながら片付けたらいいんじゃない?」との言葉。みんなも「いいねえ」と賛同し、片付けがスタートしました。燃えるごみ、燃えないごみの分別はもちろん、使える物、そうでない物も分けていきます。ももぐみさんやたんぽぽさんもお兄さん、お姉さんの様子を見たり、教えてもらったりしながら頑張っていました(*^▽^*)

 みんなの頑張りで段々と片付いてきました。この日はももぐみさん、たんぽぽさんもお昼近くまで頑張ってくれました(*^▽^*) 最後は年長さん、年中さんが… 「あとはお願いね」と小さい組の子たちに言われ「わかったよ」「任せて!」と年中さん、年長さん。

年中さんは遊具やマットなどを元の場所に戻します。年長さんは床をきれいに。ごみを拾った後はほうきを使って最後の仕上げです。

『ヘンテコ ヘンテコ へんてんき』が元のホールに戻りました。「これでクリスマスツリーが飾れるね」と次の活動を楽しみにしていた子ども達でした。次回の更新もお楽しみに…。

2024年度 第71回作品展

天候にも恵まれ、2024年12月1日(土)かもいようちえん71回目の作品展が行われました。
保護者の皆様をはじめ、ご来賓の皆様、地域の皆様、卒園生、次年度入園予定のお友達など多くの皆様にご参加いただけたこと本当にうれしく思います。この場をお借りしましてお礼申し上げます。
作品展当日の様子をお届けいたします。お子様の解説を聞いていただきながらお楽しみください。

園入口では子どもたちの『手作り看板』と『誘導画(ゆうどうが)』が皆様をお迎えしました。

合作展示『へんてこ へんてこ へんてんき(変天気)』
自由保育の中で感じた『天気』にまつわるエピソードから生まれた今年の合作活動。
子ども達が捉え、表現した『変天気』とは…。

『各クラス展示』
各クラスには、学年ごとの作品が…。普段の生活(暮らし)から生まれてきた4月からの作品が展示されました。

今年の作品展には幼児教育を日頃から支えてくださっている衆議院議員小泉進次郎様より祝電を頂戴し、秘書の渡邊様にご来園いただきました。当日は、神奈川県議会議員亀井たかつぐ様 横須賀市議会議員二見英一様 小幡沙央里様 西郷宗範ご夫妻様、横須賀市教育委員会渡辺真也先生にご来園いただき、子どもの作品を囲み幼児教育のお話をさせて頂くことが出来ました。この場をお借りして御礼申し上げます。

週明けからは、子ども達だけの作品展か続いていきます。次回の更新もどうぞお楽しみにしてください。

創立記念集会が行われました。

きょう、11月20日はかもいようちえんの71回目の創立記念日です。
戦後の混乱期。昭和29年(1954年)に幼児教育の重要性を唱え自宅の一部を開放したことが幼稚園の始まりです。その後横須賀市認定の幼稚園となり、約60年。令和元年に認定こども園へ移行し現在に至ります。
初代園長の臼井衆善先生・二代目園長の赤坂善二先生(副園長:赤坂三恵子先生)から引き継がれ、現在の園長が三代目の園長となります。


園の歴史が続くということは大人になった子ども達にとっての『母園』がいつまでも続いていくということでもあります。保護者の皆様、地域の皆様から頂いたたくさんのご協力に感謝しながらこれからも取り組んでまいります。

きのう、創立記念日の前日に『創立記念集会』が行われました。子ども達にとっては幼稚園のお誕生日会です。
ホールに集まり『鴨居幼稚園の歌』を元気に歌って、集会が始まりました。

園長先生のお話。昔の幼稚園のお話に興味津々の子ども達。開園当時の園舎の写真を見ながらお話を聞きました。実はこの写真、1階の階段下スペースに飾られています。知っているお友達も多く、改めて写真を見つめる表情が印象的でした。
現在幼稚園の周りにあるたくさんの住宅は、幼稚園が1歳のころは牧場だったり畑だったり。
そんなお話を聞くたびに『えぇ~!』とびっくりしていた子ども達。そして、幼稚園の砂場にまつわる秘密のエピソードも園長先生が教えてくれました。でもこれは、幼稚園のみんなと先生の『秘密』。
お子さんが教えてくれたら一緒に驚いてください。どうしても教えてくれなかったら担任まで…(笑)

最後は『ハッピーバースデー』の歌をみんなから幼稚園にプレゼントしてくれました。

かもいようちえんでは、お祝いの感謝の気持ちを込め、毎年各ご家庭に紅白のお饅頭を『お裾分け』させて頂いています。今年は年長組の代表2名が園長先生から紅白饅頭を受け取ってくれました。園長先生からは『お祝いの気持ちなので家族みんなで食べてほしい』と子どもたちに伝えています。ぜひご家族の皆さんで『かもいようちえん』の71年間を思いながら召し上がっていただけると嬉しく思います。

集会が行われたホールの隣のスペースでは合作活動も進んでいます。子ども達の笑顔・笑い声・真剣な表情と共に少しずつ変化していくホールを幼稚園もきっと喜んで見つめていることでしょう。

次回の更新もどうぞお楽しみに。