敬老の日

部屋の前から「いってらっしゃーい!」と元気な声が聴こえてきました。

気になって覗いてみると…。

そうです!9月15日は敬老の日!

子ども達が自分で作った「敬老の日のハガキ」を持って、ポストへお散歩に出発するところでした。

敬老の日というのは、

〜長年社会に貢献してきた老人を敬愛し、長寿を祝い、老人福祉への関心を深める日〜

子ども達は、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんに「ありがとう」の気持ちを込めて、ハガキを作りました。

クレパスや絵の具、スタンプなどで一生懸命に絵を描いたり、「だいすき」「げんきでいてね」「いつもありがとう」と文字を添えたり、どのハガキにも子どもたちの温かい気持ちがぎゅっと詰まっています。

 (※「ハガキ紹介編」も製作過程のエピソードと共に後日アップさせて頂きますね!)

「おじいちゃん、おばあちゃんに とどくかな!」

「はやく みてほしい!」

「がんばって あるこうね!」

「しんどくなったら パワーを あげるね!」

など、ワクワクした気持ちを持ちを胸に、大切にハガキを持って歩く子ども達。

背伸びをしながらポストに投函する姿はとてもかわいらしく、しっかり両手で思いを込めて投函する姿も頼もしく、投函したあとには「届きますように!」とにっこり笑顔が見られました。

ゆりかご組、バギー組、うさぎ組、りす組のお友達は幼稚園の手作りポストに投函しました。

投函した後は、「できた!」と嬉しそうに笑顔を見せてくれたり、拍手でお祝いする姿もあり、その一つ一つに子ども達の成長を感じました。ほんの少しの「自分でできた!」の積み重ねが子ども達の大きな自信に繋がっていくのだと思います。

園に帰ってきた子ども達の表情は、みんな晴れやかで満足感に満ち足りていました!

自分の手でハガキを届けた経験が、子ども達の心に小さな自信として残っていくのだと感じました。

その頃、ちょうど給食室から良い匂いが漂ってきました!

「いいにおいがする!」

「きょうの きゅうしょくは なにかな!」

と、目を輝かせる子ども達。

大切なハガキを届けられた満足感と、美味しい給食を楽しみにする嬉しい気持ちで、心もお腹も満たされたようでした。

おじいちゃん、おばあちゃんに届く日が、子どもたちにとっても待ち遠しい一日になりそうです。