園長より

にこにこ園長のあなろぐツイッター2022 No.7 「額を寄せ合ってムシ談義中」

No.3に対してある先生から届いたメッセージです。

「最近、子どもたちがよく虫を見せに来てくれます。虫嫌いですが、『かわいいねー』と頑張って答えています。」

先生だって虫が苦手な人はいます。きっと、引きつりながら笑顔で答えてくれていたのでしょう。いいぞ、保育者の鏡!

では、もうひとつ引きつる、かな? の話を披露しましょうか。22歳児クラスでは、みつけたテントウムシにアブラムシをあげると・・・ムシャムシャムシャムシャ。じっと見つめる子どもたちを尻目に、先生たちがキャーキャー盛り上がっていたそうです。

「リアルな自然の姿」と「絵本などの空想の世界」。子どもたちにはどちらも大切な経験です。

にこにこ園長のあなろぐツイッター2022 No.5 「ある日の保育日誌から」

先生たちは様々な種類の計画や日誌などを書いています。(年ごと、月ごと、日ごとに・・・これらがなかなかシンドイです・・・) 私は毎日目を通し、時々コメントを書き入れてアドバイスをします。今日はちゅーりっぷ組(2歳児クラス)のある日の保育日誌をご紹介します。短いですが、保育をする上での大切な視点がちりばめられていました。大切な視点4つ、皆様も読んでみてください。

「今日はかぶとの帽子にシール貼りやクレパスで絵を描き、一人一人のオリジナルかぶとを製作しました。園庭のこいのぼりや玄関の五月人形に以前から興味を持っていた子どもたち。自分たちのものが手に入り、またそれをかぶられることに喜んでいました。またその製作を、会う先生みんなにほめられ、そのやりとりも楽しんでいました。」

整理すると、以下の4つです。

①「こどもの興味」・・・・こどもの興味をみぬいて実際の活動につないでいる

②「各自のオリジナル」・・・・本人のひと手間が大切

③「十分な遊び」・・・・かぶることで想像力を働かせて遊んでいる 

④「『認められる』実感」・・・・会う先生みんなにほめられている

どうでしょうか。こう考えてみると、幼稚園の中での遊びや様々な活動は小さくても、その積み重ねがとても大切なのだと改めて感じて頂けるかもしれません。

ご家庭の子育ての参考になれば幸いです。

(写真はイメージです。本文のクラスには関係ありません。)

にこにこ園長のあなろぐツイッター2022 No.6 「保育参観が出来ました!」

コロナで保育参観も久しぶりの開催でした。密を避けるための分散開催。短い時間でしたが実施できてよかったです。なんと言っても、子どもも保護者様も、とってもいい表情!楽しいひとときでした。気楽に参観をご案内できるのはまだ先でしょうが、小康状態?ほっとしますね。先生たちは、できるだけ保育の様子を配信しようとLINEでも頑張ってくれています。

にこにこ園長のあなろぐツイッター2022 No.4「GWに端午の節句、いい季節がやってきました!

「えんちょーせんせー、あれは?」女の子が玄関の五月人形のお顔、おひげを指していました。「おひげでしょ?(としか思わなかった私。)おひげがあると強そうに見えるよね。」

でも、そんなことを聞きたかったのではなかったようでした。お迎えのお母さん曰く「ハナゲだと思ってたみたいです。」

あーそーか、よーく見ると、たしかに全部鼻の中から伸びているのでした。ふさふさの鼻毛が気になってたのかな。細かいところまでよく見てるなぁ。感心しました。

それにしても、ひげか鼻毛か、真相は如何に。 みなさん、どうぞ素敵なGWをお過ごしください。

にこにこ園長のあなろぐツイッター2022 No.3 「絵本だと思って、想像しながら読んでみてください」

「絵本だと思って、想像しながら読んでみてください」

春が進み、幼稚園には虫たちがたくさん飛び回り始めました。

きれいな虫を捕まえた年長さんがその虫を囲んでおしゃべりしていました。

「なまえはなににする?」

「みどりくん」

「にじいろくんがいーよ」

「そうだね」

話し始めた子、最初に意見を言った子、その意見に修正をかけた子、賛同する子・・・シンプルだけれど、とても立派なコミュニケーションが成り立っていると思いませんか。美しい絵本にもなりそうな会話が聞こえてきましたよ。