年長制作

今年度は年長児の制作に等身大人形を作ることに決定しました。

10月から少しずつ体の仕組みを本で見たり、実際に自分の体を触ったりしながら

関節があるから曲がることなどよく観察をしてから取り掛かりました。

自分の体を厚紙で作る中で、自分の体を厚紙の上にのせて形作る中で

大きさを知ったり、身体に沿わせて鉛筆を走らせる難しさも感じつつ

はさみを使い少し硬めの紙を一生懸命切っていました。

「先生固くて切れへん。」「なぞりたいねんけどうまくいかへん」

などつぶやきもありつつ、お部屋いっぱいに広げて作っていく様子は

さすが年長児でした。

身体のジョイントには割ピンを使って、めうちで穴をあけ「通らん」といいつつ

工夫をして関節を作り上げていました。

仕上げは自分の思い思いの表情を廃材で作り、端切れを使って洋服づくりです

「私このボタンを目にしよ」「ここにピン付けたらかわいくない?」

「僕ヘロデ王やからヘロデ王の衣装にしよ」など自分の想いをたくさんつぶやきながら

作り上げていました。

「ボンドくっつけへん」「つけたのに落ちた」「生地が切れへん」などなど苦戦はするものの

自分の力で工夫しようとする姿もあり、制作の日を追うごとに成長が見られました。

最後は名前の紙と自分の作品のおすすめポイントとむずかしかったポイントを書いてもらいました。

持ち帰った紙を読んでクスッと笑っていただけたらと思います。

お家でもクリスマスの時にはクリスマスの衣装を着せてみたり変身させて飾ってほしいなと思います。