ききょう学年終了遠足へ

幼稚園は卒園式、終園式を終え・・・そして、ききょうも今日で今年度を終了しました。

保護者の皆さまには一年間、あたたかく子ども達を見守り支えていただきありがとうございました。

今年度の終了遠足は、三重県の伊賀上野に向かいました。上野城は、白亜三層の天守閣が優美で「白鳳城」ともよばれています。 筒井忠次が三層の天守を築き、後に藤堂高虎が主となり築いた高さ30mの石垣は、日本有数。

柵ももちろんなく、端から見下ろすことは危険も伴なうので、今回は残念ながらあきらめることに・・・

また、大きくなったら、眺めてみて下さいね。

下から大きなお城を見上げた後は、城内へ。 急階段を少しハラハラ・・・でも ウキウキしながら三階まで上り、お城の下に広がる町を見渡してきました。

一階には、藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領した「唐冠形兜」や伊賀の陶芸品、甲冑なども展示されていました。

上野城の周りは桜が花開き、絶好のロケーション。そして、お楽しみのお弁当タイム。みんなでシートを広げ、ふたをあけると笑顔がこぼれました。

早々と食べ終えると、おやつの交換も始まり、みんなでおしゃべりを楽しみながらゆったりと過ごしました。

そして伊賀流忍者博物館へ

忍者屋敷の古めかしい雰囲気におそるおそる入っていきましたが、興味津々でいろいろなからくりに目を輝かせていました。

棚のように見せかけた隠し階段や、壁に見せかけ素早く身を隠すどんでん返し、地下への隠し扉、仕掛け戸を多羅葉を使ってあけたり、床の端を踏んで板を上げる刀隠しなどなど ・・・「おーっ!ほーっ!なるほど! 」と感心した様子でした。

そして忍者伝承館へと階段をつたって移動。

忍者が使ういろいろな道具を見て回りました。

「吸う→吐く→吐く→吸う→吐く→吸う→吸う→吐く」という 二重息吹という呼吸法、小指から先につく忍び足、つま先から先につく浮き足、塀づたいに横向きにつま先からつく横走りなどいろいろな秘伝を知り、忍者になりきり遊びもしました。

忍者ショーになると、忍者さんたちのおどけた演技に笑い、「小学校の人のいい反応に盛り上がりますね~」と言われ、会場にいる方みんなが和やかになりました。

また、真剣に討ち合ったりする所や武器の使い方を見せてもらった時には、また「ほ~っ」と感心しつつ拍手していました。

興奮さめやらぬ中、少し心を落ち着けながら移動。

今度は芭蕉翁記念館へ

伊賀市上野で生まれた芭蕉

1年生から、作品展前には俳句について勉強し五・七・五のリズムで俳句づくりをしたり、

2、3年生は五七五七七のリズムで短歌づくりにもチャレンジしました。

12月から1月には百人一首に熱中し、トーナメントの大会も盛り上がり、3月には俳句漢字かるたをチーム戦で楽しんだりもしました。みんながよく知っている芭蕉の俳句といえば、

・古池や 蛙飛びこむ 水の音

・五月雨を 集めて早し 最上川    などなど    

また、俳聖かるたも楽しみたいですね。

 3年生にとっては、卒塾の日となりました。幼稚園時代から思えば6~7年

保育所時代から思えば、何年通い続けてくれたでしょうか・・・

本当によくがんばってやり通してくれたと拍手をもって送りたいと 思います。

4月からは新1年生も入ってきます。新2・3年生はしっかりとリードしてくださいね。