クラス看板製作(年中組)4.25~27

 扉が閉まっていると誰の部屋なのかわからないので、小さい組さんにもわかるようには、どうしたらよいか問いかけると「ひまわりの看板つくる!」という声があがり、作ることにしました。どのような看板にするのかみんなでいろいろ意見を出し合い、一人一つひまわりをつくり、ヒマワリがたくさん咲いている看板を作ることに‼

~折り紙を切って作る子供たち~

 ヒマワリの写真をよく見て、形を捉えて作っていました。丸や花びらの形をハサミで切るのが難しいと悩む子供たち…自分で切りたい形の線を書いてハサミで切るという方法を試してみました‼また、線を描かずにハサミだけで作っているお友達もいました。花びらをたくさん切ることに疲れながらも、一生懸命取り組んでいました。

~絵を描いてハサミで切る子供たち~

 白い紙にひまわりの特徴や色をよく見て描いていました。「真ん中にいっぱい種があるね」と一粒ずつ種を描いたり、花びらを一枚一枚描いたりし、集中して取り組んでいました。描いた後は、ハサミで切り落としました。

 一人一つずつ完成した後、クラス名が書かれた紙に貼ることに‼「ひまわりぐみ」の文字をどこに書くかもみんなで話し合いました。紙の真ん中と紙の上部に書くのか意見が分かれました。「真ん中のほうが小さい組さんが見やすい」という声もあがったので、さくら(年少)組さんのお友達にも聞きました。

さくら組さんは「真ん中がいいー」と言っていましたが、それでも上がいいというお友達も…みんなが納得してもらえる理由を考えようとしましたが、「あきらめようか・・・」と自分たちの気持ちに折り合いをつけて、真ん中で納得する姿が‼自分の思いだけでなく、他者の思いも受け入れながら考えるという姿に成長を感じました。

「ここに貼りたいのに、貼れない」と困っているお友達が‼「貼れないと困っているよ」とみんなに声をかけると「これをこっちにお引越ししたら?」と上手に自分たちで空間をつくりだしていました。

 素敵なクラス看板が完成しました♪

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・友達と一緒に話し合いながら、目的に向かって自分なりに、表現する楽しさを感じる。(豊かな感性と表現)

・自分の思いや考えなどを相手にわかるように話したり、話し合ったりするなどして、言葉を通して保育者や友達と心を通わせる。(言葉での伝え合い)

・様々な考えに触れることで、自分の思いや考えなどを考え直し、新しいことを生み出す喜びを感じる。(思考力の芽生え)

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