紙飛行機遊び(年長組)6.1

 室内遊びの時に、紙飛行機を作って飛ばしている子供が増えました。そこで、みんなで紙飛行機を作り、外で飛ばして遊びました。始めは「いっぱいとんだ」「まがった」と飛ばすことを楽しんでいました。徐々に滑り台やツリーハウスなどの高い所から飛ばす姿も増え、長い距離を飛ばすためにはどうしたらいいか考えていました。

 誰が1番遠くまで飛ぶか競い合いもしました。1番遠くまで飛ばした人が、メジャーを使って飛距離を測りました。“4メートル10センチ”という言い方では距離がピンときていなかったので、“410センチ”と言い換えると「すごーい!」とみんなで喜び合っていました。身体測定の時に、センチで身長を測っているので、センチ読みの方が馴染みがあったようです。行う度に飛距離が伸び、790センチ飛ばす子供もいました!

 最後は、飛ばした距離を自分で測れるようにしました。紙飛行機からメジャーまで離れていても、真横に移動して上手に測っていました。中には、1度投げた続きから投げ「900センチいった!」と言っていたので、スタート線から投げることを伝えました。長さを測ること、数字に親しむことなど、様々な学びのある紙飛行機遊びになりました。

<育つ力>

・紙飛行機を遠くまで飛ばすにはどうしたらいいか、投げる強さや投げる場所などを考える(思考力の芽生え)

・メジャーを使って距離を測る(数量への関心)

・メジャーを押さえたり、真っすぐ測れるようにメジャーを動かしたりする(協同性)

・飛ばした距離を友達と伝え合ったり、喜び合ったりする(言葉による伝え合い)

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