年長 和太鼓指導

和太鼓を叩く姿を憧れのまなざしで見ていた子どもたちが

遂に自分達に回ってきたぞ!と言わんばかりに

6月頃から保育室の廊下に並び始めた和太鼓を

どんこんどんこん と叩く姿が見られました。

「明日は池田先生の和太鼓指導だよ。楽しみだね」

と問いかけると

「やったね!」「ドキドキするな!」「早く明日にならないかな」

など、まるで遠足前のようなつぶやきがたくさん聞かれました。

「宜しくお願いします!!」と元気な挨拶の後。

先生は多くの動作を求めるのではなく、正しく立てているか、

構えの姿が持続しているか、手がバチの先まで伸びているのか

などなど、静かな動きの中にも大切なこと、自分で気にかけて動けているのかを

子ども達一人ひとりが意識する姿が多く見られました。

手を上に伸ばそうと意識すると、反対の手で叩く和太鼓の音が小さくなってしまいます。

子ども達は一生懸命に考えながらも、リズムを声に出し、全身を使って叩く様子が伺えました。

池田先生の叩く和太鼓の音の大きさに、「わッ!」とびっくりして小さく飛び上がる子どももいて、

自分の叩く和太鼓の音との違いに驚いていました。

「どこどこどこどこ、、、、、」ロールの練習では先生の見本をよく見て、最初は大きく、後は小さく叩くがとても上手にできました。

ただ叩くだけでなく、肩をいれるカッコいい魅せ方も教えて頂きました。

これは習得するのにまだまだ時間がかかりそうです、、、(^-^;

練習が終わった後は、「足疲れた~」「めっちゃ楽しかった~次はいつ!?」

「先生見て!手赤くなってるよ!」と、次々に言葉があふれてきました。

少し緊張しながらも、バチをしっかり握って全身で力強く叩いていた子どもたち。

池田先生に指導して頂き、更に和太鼓へのやる気がみなぎった年長児でした。