行事

子どもの日の会

5月5日は子どもの日です。園でもその日をお祝いする会をしました。五月人形をバックに記念写真を撮った後、大ホールに集まった子どもたちは、自分たちが作ったこいのぼりが飾ってあることに気づき指をさして喜んでいました。年長さんは、作り方の説明を順を追って分かり易く話してくれました。

端午の節句でもあるこの日について、こいのぼりの鯉や兜、ちまきや柏餅を題材にしたペープサートを見たり、先生からお話を聞いたりしました。写真を撮った時の五月人形と結び付けて聞いている子どももいて、感心しました。

その後、「こいのぼり」を歌ったり、みんなのこいのぼりを見ていいとこ探しをしたりして楽しむことができました。

園内巡り(年長・年少)

今日は、年長さんと年少さんの交流がありました。コロナ期を過ごした子どもたちとそれ以前の子どもたちと比べると、人の表情を読む力に違いがあると言われています。マスクの影響や家で過ごすことが多かったことなどが一因なのでしょうか。そこで、今年度は、異学年の交流を多くし、友達を大切にする心を育てたいと思いました。その取り組みの一つとして、これまでの園内巡りを異学年ペアで展開してみました。園の施設をペアになって、年少さんが迷子にならないように年長さんが手を引いて歩きました。芝生広場では一緒に寝転んだり、園庭の遊具の使い方を一緒に聞いたりしました。このような関りを重ねることで、年下の友達を大切にする気持ちや年上の友達にあこがれる気持ちをもってほしいと思っています。

いちご狩り

4月28日(月)に全学年でいちご狩りをしました。子どもたちが楽しみにしていた収穫活動です。園の農園には甘い香りが漂い、真っ赤ないちごがたくさんできていました。採り方を教えてくださる藤井先生に挨拶をして、さっそくいちご畑に入って、葉をめくり、潜んでいる真っ赤ないちごを探します。見つけるとつぶさないようにやさしく引っ張りかごに入れていきます。

採り入れたいちごを水を張った大きな容器に入れて、みんなで洗い、コップに入れています。

そして、みんな揃っていただきました。甘さでほころぶ顔、酸っぱさに驚く顔などなど。みんな満足の時間でした。

1学期始業式(4月9日)

 この日から令和7年度が始まりました。一つずつ学年が上がってどのクラスになるのだろうと期待と不安を胸に登園した子どもたちは、玄関前で組み分けの名簿をお家の人と確かめたり、バスから降りて先生から組を教えてもらったりして自分の教室に行きました。教室では、「〇〇ちゃん、一緒の組になれてうれしい。」「〇〇先生のクラスになりたかったんだ。」と新しいクラスの仲間と大盛り上がり。気持ちよくスタートが切れたようでした。始業式でも、1年間の行事の紹介や先生の自己紹介などで1年間が始まるのだなという雰囲気を感じることができ、子どもたちの背筋が伸びたように思いました。

3学期終業式(3月19日)

 この日は、今年度最後の終業式が行われました。前日に年長児が卒園したので、すこし寂しい会にになりましたが、年中さんは自分たちがリーダーになることがわかっているのか、いつもよりもたくましい雰囲気が感じられました。会は、3学期の行事を思い出したり、1年間で印象的な出来事を思い出したりしました。いつものようにインタビューに堂々と答える子どもたちの様子も見られました。さらに、春休みの暮らしのルールを知ったり、みんなでダンスを踊ったりして、最後の一日を過ごしました。

年長児を送る会(3月5日)

 この日は、卒園する年長児を在園児がお祝いする会が行われました。まず、乳児さんから年中児までがコの字の通路を作って、年長組さんを迎え入れます。和やかな雰囲気ができたところで、ふれあいダンスを全員で踊りました。異学年の友だちとグループを作り、「幸せなら手をたたこう」の曲に合わせて、手を合わせたり、ジャンプしたり、ハグしたりと楽しく踊ることができました。次は、在園児から年長さんへの手作りのプレゼントがあり、お返しに年長さんは歌を送りました。とてもほっこりとした気持ちになるいい会になりました。

ひなまつり会(3月3日)

 この日は、「ひなまつり会」を行いました。クラスで七段飾りのひな人形を見に行き、ひなまつりが行われる理由やひな人形について子ども同士で知っていることを話し合ったり、先生からわからないことを教えてもらったりしました。人形をバックにみんなで写真も撮りました。それから、大ホールに集まり、「ひなまつり会」が始まりました。まず最初に、各クラスのひなまつり制作の紹介です。クラスの代表になったお友だちが、頑張ったところや工夫したところを説明しました。緊張している様子でしたが、みんなに聞こえる声でしっかり話すことができました。1年間、このような経験を積んできた子どもたちにとって、少しずつ乗り越える壁が低くなってきているように感じました。その後、ひなまつりにまつわるクイズをしました。雛人形の前で聞いた先生の話を覚えている子どもたちが多く、正解の連続で自慢顔の子どもたちでした。そして、ひなまつりの歌をみんなで歌って終わりました。

節分(1月31日)

 今年の節分は、2月2日でした。日曜日になるため、園では、この日に豆まきを行いました。各学年では、鬼のお面や新聞紙に水分を含ませ丸く固めた豆を入れる入れ物を作って準備をしてきました。代表の友達が自分で工夫したところを紹介する場面もありました。節分について先生から説明をしてもらい、「福は内。鬼は外。」と豆まきの掛け声の練習もしました。

それから、各学級の先生が鬼役になり、子どもたちが豆まきをしました。まいた豆をみんなで拾い集めていると、「ドンドンドン。」と太鼓の音が聞こえてきました。その音が大きくなった時です。赤鬼と青鬼が園庭に跳び出してきたのです。逃げ惑う子、先生の後ろに隠れる子、豆を鬼に向かってまく子、様々でしたが、しばらくすると鬼の勢いが弱まってきました。その時に、鰯と柊を持った園長先生が現れました。うちわで鰯の臭いを鬼に嗅がせると、鬼は悪さをしないと約束しました。そして、子どもたちと仲直りの握手をしました。

最後に「まめまき」を歌ったり、「鬼のパンツ」を踊ったりと楽しい時間になりました。

大根収穫(1月22,23,24日)

 今年度最後の収穫体験がありました。年末も行った大根抜きに再度挑戦しました。さすがに一度経験しているので、子どもたちは、顔を出している大根の白い部分を両手で持って左右や円にゆさゆさと揺らして抜きやすくしていきます。中には、頃合いを見て真上に引っ張って上手に抜く子も見られました。しかし、大きく成長した大根はなかなか抜けません。無理やり揺すって途中で割れてしまう大根も見られました。それでも、周りの大人や友達に助けられながら、全員が引き抜くことができました。園自慢の大根を味わっていただけましたでしょうか。

1.17のつどい(1月17日)

 今日は、阪神淡路大震災から30年の節目の日でした。園でも、いつも行っている避難訓練に加えて、震災当時の様子や生活、新しい神戸に生まれ変わったことなどを先生から写真や当時の道具などを見せてもらいながらお話がありました。その後、黙祷をして亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。子どもたちには、今こうやって普通の暮らしができることに感謝する気持ちをもってほしいと思います。