行事

節分(1月31日)

 今年の節分は、2月2日でした。日曜日になるため、園では、この日に豆まきを行いました。各学年では、鬼のお面や新聞紙に水分を含ませ丸く固めた豆を入れる入れ物を作って準備をしてきました。代表の友達が自分で工夫したところを紹介する場面もありました。節分について先生から説明をしてもらい、「福は内。鬼は外。」と豆まきの掛け声の練習もしました。

それから、各学級の先生が鬼役になり、子どもたちが豆まきをしました。まいた豆をみんなで拾い集めていると、「ドンドンドン。」と太鼓の音が聞こえてきました。その音が大きくなった時です。赤鬼と青鬼が園庭に跳び出してきたのです。逃げ惑う子、先生の後ろに隠れる子、豆を鬼に向かってまく子、様々でしたが、しばらくすると鬼の勢いが弱まってきました。その時に、鰯と柊を持った園長先生が現れました。うちわで鰯の臭いを鬼に嗅がせると、鬼は悪さをしないと約束しました。そして、子どもたちと仲直りの握手をしました。

最後に「まめまき」を歌ったり、「鬼のパンツ」を踊ったりと楽しい時間になりました。

大根収穫(1月22,23,24日)

 今年度最後の収穫体験がありました。年末も行った大根抜きに再度挑戦しました。さすがに一度経験しているので、子どもたちは、顔を出している大根の白い部分を両手で持って左右や円にゆさゆさと揺らして抜きやすくしていきます。中には、頃合いを見て真上に引っ張って上手に抜く子も見られました。しかし、大きく成長した大根はなかなか抜けません。無理やり揺すって途中で割れてしまう大根も見られました。それでも、周りの大人や友達に助けられながら、全員が引き抜くことができました。園自慢の大根を味わっていただけましたでしょうか。

1.17のつどい(1月17日)

 今日は、阪神淡路大震災から30年の節目の日でした。園でも、いつも行っている避難訓練に加えて、震災当時の様子や生活、新しい神戸に生まれ変わったことなどを先生から写真や当時の道具などを見せてもらいながらお話がありました。その後、黙祷をして亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。子どもたちには、今こうやって普通の暮らしができることに感謝する気持ちをもってほしいと思います。

とんど祭り(1月15日)

 今年も姉妹園の学園幼稚園の年長さんと一緒に恒例のとんど祭りを開きました。朝は、雨交じり曇り空でしたが、始まる頃は日も差してきました。まず、子どもたちは、家から持ってきたしめ縄や園で書いた書初めを組まれた櫓に差し込んだり、つるしたりしました。

とんど祭りがなぜ行われているのかや干支についてなどを学園幼稚園の先生と子どもたちが分かり易く説明してくれました。

 いよいよやぐらに火を入れます。少し風があったので、すぐに燃え広がり炎が高く上がりました。子どもたちは、その様子やバチバチと燃える音、時々竹の筒が破裂する大きな音に目も耳もくぎ付けです。

 火が落ち着くと、学園幼稚園のお友達から順に頭や手足、全身に煙を浴びました。賢くなりますように。速く走れますように。字が上手になりますように。今年一年健康に過ごせますように。

3学期始業式(1月8日)

 今日は3学期の始業式が行われました。まず、園長先生から一つ学年が上がる準備をしましょうとお話がありました。続いて、終業式で約束した冬休みの暮らし方の振り返りをしたり、お正月の体験を思い出したりしました。また、楽しかったことをみんなに伝えたり、「ゆき」や園歌を歌ったりして、3学期の生活に期待を高めていきました。また、式が終わると、教室で久しぶりに会った友達と楽しそうに会話する様子が見られ、新学期の雰囲気が伝わってきました。

2学期終業式(12月20日)

 今日で2学期が終わりました。大ホールでは、終業式が行われました。まず、2学期の出来事をスライドショーで振り返りました。いろいろな行事の映像が映し出されるたびに、子どもたちは感想を口々にしていました。そこで、司会の先生は、「2学期心に残った行事は何でしたか。」と子どもたちに質問します。すると、一斉に手が上がり、マイクを向けるとなぜ印象に残ったのかと理由をつけて説明してくれる子まで現れました。とても盛り上がった時間でした。その後、クリスマスソングや園歌を歌い、「良いお年を」と挨拶をして締めくくりました。

 終業式の後、教室を回ると、学級閉鎖でクリスマス会に参加できなかったきりん組にはサンタさんからプレゼントが届いていました。大掃除に取り組む学級、正月遊びやリズム遊びをする学級、制作などを言葉をかけながら返す学級など、それぞれが最後の一日を工夫して過ごしていました。

 なんと、乳児さんのお部屋でも大掃除をしていました。ていねいに床をふく様子がとても可愛かったです。゜

避難訓練(12月19日)

 今回の避難訓練は不審者対応の訓練でした。園内に不審者が侵入し、教職員が対応します。その間、子どもたちは教室で不審者を刺激しないようにかたまって静かに身を隠していました。その後、犯人が確保されたという放送があり、園庭にクラスごとで避難しました。みんなが集まると先生から不審者侵入の際の合言葉を確認されたり、「いかのおすし」の約束の話を聞いたりしました。子どもたちは、とても落ち着いて動くことができました。日々の積み重ねの成果だと思いました。

サンタが園にやって来た(12月17日)

 子どもたちが楽しみにしていたクリスマス会が行われました。当日は、遠くにあるサンタの村からサンタさんが来てくれました。舞台に現れたサンタさんを見て、大ホールには驚きと歓喜の声が響きます。クラスで決めた質問を代表になったお友達が直接サンタさんに聞きました。「サンタさんの好きな飲み物は何ですか。」「寒いお空をそりに乗って動いているから、温かいミルクが好きなんだよ。」などとサンタさんからなるほどのお話をたくさんしてもらいました。その後、サンタさんからプレゼントをもらい、またもや大興奮でした。「お家にも来てね。」とお願いする子どもたちはとても可愛かったです。この日に向けて、幼稚園はどこもクリスマスの飾りでいっぱいです。

交通安全教室(12月13日)

 神戸西警察署から警察官と交通指導員の3名の方々に来ていただき、大ホールと園庭を使って、年長さんを対象にした交通安全教室を実施していただきました。まず、大ホールで信号の意味や横断歩道の渡り方を手品や腹話術を使って楽しく教えていただきました。手品も腹話術も本格的で驚かされました。子どもたちも興味津々で教えていただいた内容はしっかりと覚えられたようです。その後、ビデオを見せていただき、園庭に出ていきました。園庭では、実際の信号を使って横断歩道の渡り方を訓練しました。みんなも真剣に取り組んでいました。もうすぐ小学生になる子どもたちには、とても意味のある時間になりました。

もちつき大会(12月11日)

 子どもたちが楽しみにしていたもちつき大会が行われました。最近は、地域や家庭ではもちつきをなかなか見ることがなくなってきました。そこで、園でもちつき大会を実施することで、五感を使っておもちができるまでの過程を知ることできたり、季節を感じることができたりできるのではと考えています。この日は、もちつきに使う様々な道具をクイズなどで知った後、実際に使っている蒸す道具や臼や杵などに触れたり、蒸したもち米を味わったり、煙などの臭いを知ったりすることができました。年長さんは代表して、もちつきもすることができました。また、父母の会の皆さんがお手伝いをしてくださり、みんなで作り上げる行事として今後も発展していくのではないかと感じました。