有瀬幼稚園の夏祭り

8月21日に、夏休みに入ってから、子どもたちが少しずつ準備を進めてきた「有瀬幼稚園の夏祭り」を行いました。夏休み中の預かり保育で作った❝提灯❞や❝夜空に浮かぶ花火❞が会場の大ホールを夏祭りらしい雰囲気にしていました。そして、代表の子どもの開会の言葉とともに、いよいよ祭りの始まりです。

祭りのコーナーは6つです。「よーよー」「つみつみ・ふりふり」「きんぎょすくい」「たべものこーなー」の4つのお店と「たべるばしょ」、「盆踊りスペース」です。まず、4つのお店で自由に遊びます。シールを貼る台紙を肩からかけて、子どもたちがお店を回り始めました。

「よーよー」のお店では、預かり保育の制作活動で作ったヨーヨーを、クリップを先につけた割り箸の釣り竿で釣っていきます。ヨーヨーについている輪ゴムになかなかクリップが通らず苦戦する子も見受けられましたが、それでも笑顔で挑戦していました。制限時間が終わると、気に入ったヨーヨーを1つ持って帰ることができました。

「きんぎょすくい」のお店では、これも子どもたちが預かり保育の時間に作った金魚を本物のポイですくいます。手慣れたもので、みんな上手にすくい上げていました。ここでも制限時間が終わると、好きな金魚をビニールに入れてもらって持ち帰ることができました。

「つむつむ・ふりふり」のお店は、乳児さんたちのお気に入りの場所でした。「ふりふり」ではペットボトルに短く切ったストローを上手に入れて、それを振るとカシャカシャと音が鳴るのを楽しんでいました。

また、「つむつむ」では色々な形と大きさの空き箱をどれだけ高く積み上げることができるかに挑戦していました。幼児さんが乳児さんを手助けするほほえましい様子も見るられました。

最後のお店は、子どもたちみんながとても楽しみにしていた「たべものこーなー」です。ここでは、園で育てた爆裂種のトウモロコシを使ったポップコーンと、同じく園で育てているジャガイモを使ったフライドポテトを先生たちが用意してくれました。子どもたちは自分の名前を書いてもらった紙コップにポップコーンとフライドポテトを入れてもらうと満面の笑みを浮かべ、「たべるばしょ」に向かいました。

飲食スペースでは、たくさんの子どもたちが、友だちと楽しくおしゃべりをしながら、もらったポップコーンとフライドポテトを頬張っていました。お祭りらしい一場面でした。

夏祭りと言えばやはり盆踊りです。最後は、櫓を囲んで、みんなで盆踊りを楽しみました。「お・つ・き・さ・ま」「ゆーら、ゆーら」「ポンと出てサー」などと言いながら、覚えた振り付けを披露することができました。

楽しかった「有瀬幼稚園の夏祭り」も終わりを迎えました。子どもたちは、一日を振り返って、インタビュー形式で今日の楽しかったことを発表しました。そして、代表のお友達が「これで終わります。」と最後の挨拶をして、幕を閉じました。