安全・安心な園バスであるために(全学年)
今日は全園児・全職員揃ってのバスの退避訓練の日です。
訓練の様子の前に…近年、通園バス内での置き去り事故がニュースになっていますね。本園ではこういった報道が出始める何十年も前からバス到着時の複数人による降車チェックを行っています。今回は朝バスの到着時の様子をお伝えします。
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①バスが園に到着!

②まずは先生が車内へと乗り込みます。添乗していた職員は乗降口で子どもたちに手を添えて降車の補助を行います。

③車内の先生は一人ずつ順番に降車させていき、全員が降りたか車内を最後尾までチェックします(車内チェック1巡目)

④添乗していた職員も最後尾まで車内を点検。降りていない子や忘れ物がないかチェックし、ドライバーに「バスを動かしてOK」の合図を出します。(車内チェック2巡目)

⑤駐車場にバスを停め、エンジンを切ったらドライバーは車内最後尾まで歩き、降車確認ボタンを押します。数年前から設置が義務づけられたこのボタン、押さないと数分後にものすごく大きな警報音が鳴り響きます。(車内チェック3巡目)

※なお降園時のバスも子どもたちを全員降ろしたあと、複数チェックを行っています。
◇そして万が一、置き去りなどの緊急事態が起きた時のために、「たすけてボタン」を全車に設置しています。子どもたちがすぐに押せるようドアの真横、低い位置にあります。これを押すと車外に激しい警報音が鳴り響きます。

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さてここからは今日の退避訓練の様子を…。
園庭に子どもたちと先生、バスのドライバー、添乗員みんなが集まりました。

各バスコースごとに実際にバスに乗り(徒歩通園児も遠足等でバスに乗るので一緒に訓練に参加します)緊急事態が起きた時のバス後方の非常口からの避難方法のことや、万が一バスに取り残された場合の「たすけてボタン」についての説明を聞きました。










実際に「たすけてボタン」を押してみると子どもたちはあまりに大きな警報音にびっくりしていましたが、きちんとボタンの存在を覚えられたようです。次は実際に非常口からの脱出をおけいこしました。






脱出後は運転手さんの所へ集まります。全員無事に車外に出られたか点呼を急ぎます。


全員無事に脱出することが出来ました。
これからも引き続き職員一同、安全なバス運行に努めていきたいと思います!

2025年4月28日 5:31 PM | カテゴリー:全体 | 投稿者名:ウサちゃん