11月の様子②

朝・晩の寒さも深まりより一層園庭の木々の紅葉が進みました。

かえでやもみじの赤色が色鮮やかに色づきました。

木々が紅葉した後は葉が落ちてきます

その色とりどりの葉をみんなは宝物のように

拾い集める姿があります。

子どもたちは毎日、「きなもこ(うさぎの名前)かわいい~」ときなもこ(うさぎの名前)を撫でにきてくれます。「優しく触らないとあかんで!」「今眠たそう」など“きなもこ”のことを考えて接してくれる子どもたちの優しさにほっこりします。

お部屋では各学年「造形活動」を楽しむ姿があります。

ご家庭から持ってきて頂いた廃材で主に作ります。

年少さんは身近な「ケーキ」を題材に箱やカップなどを使いオリジナルケーキを作ります。

絵の具ボンドでクリームがけはもちろん、紙粘土で作ったいちごやチョコに見立てたどんぐり…など担任があらゆる素材を用意し、トッピングも行います。

年少の間に沢山の素材に触れせるように環境を整えます。

年中さんは大きなテーマは「動物」です。

各クラスで「ライオン」「ワニ」など子どもたちと「何の動物がいるかな?」と

話し合いをし、出てきた動物の中から1つに絞ります。

動物が決まったら、その動物の写真や絵本を用意し、子どもたちがイメージしやすいようにします。

担任は足・しっぽ・耳・顔…などに使えそうな廃材をそのまま・加工し用意します。

ただ用意したものを使うのではなく、子どもたちが加工できるよう、ハサミで切ったりねじったりできるようなトイレットペーパーや紙皿・モールや新聞紙・アルミホイルなども用意します。

ここが顔でここが足…と自分のイメージを形にしている段階です。

年長さんは「水族館」「海の生き物」「動物」「昆虫」など大きなテーマを持ちます。

各学年その大きいテーマを話し合いで決めます。

話し合いの中には多数決やじゃんけんなどの決め方の他に、「一本足の対決」や線から線まで「グー跳び対決」

「グループでプレゼン」などおもしろい決め方も出たようです。

大きなテーマが決まった後は、個々で何を作るか調べます。

個々で作るものが違うので、このイメージを膨らませる期間を大事にしています。

画用紙などにデッサンしながら「トゲトゲがある」「長い脚」「牙がある」など自分たちが調べて見つけた内容も書き込まれていました。

年長さんは廃材・素材そのものが用意されており、全てを自分の手で形にしていきます。

細かなところまで観察し、どのような廃材で作っていこうかなど考えながら作っていきます。

過去には、魚のヌメヌメ間をサランラップで再現したり、タコのクネクネな足を針金に楕円形の梱包材を刺していったり…自分たちで考えた工夫が見られる作品がたくさんあります。

今年はどのような工夫が見られるか楽しみです。

今は調べて、しっかりイメージを膨らませている段階です。

戸外遊びでは砂場の“川づくり”が人気です!

パイプを使って端を作ったり(乗ったら割れそうだな…と心の中で思いながらも面白いアイデアだと感じました)、異年齢で同じものを力を合わせて作ったり…と掘っては水を流したり、パイプで水の流れる道を作ったり…みんなで楽しむ姿が出てきました。日々試行錯誤し変わっていく形が面白いです。

自分の物だけでなく、“お友だちの分”もお片付けを頑張ってくれる姿も目にするようになってきましたよ。

年長さんが遊んでいることに興味を示し、近づいてくる年少さんに対し優しく遊び方を教える年長さんの姿があり、一緒に遊ぶ姿があります。このように異年齢の交流が増えていくのですね。

今週出したクリスマスの飾りに大興奮の子どもたち!『あ!サンタさんいた!』『キラキラの星見つけた!』『もうクリスマスか~!!』と今からクリスマスを楽しみにしている子どもたちでした。