庄内っこ日和 もりのこっこ冬(もも)

庄内っこ日和とは・・・

 令和元年度から掲示用として始めた、 園外保育での子ども達や先生の様子を、当幼稚園の理念や方針と重ね合わせながら皆様にお伝えする″ドキュメンテーション” です。
 晴れたよい天気という意味もある“日和”という言葉は、庄内っこの未来を明るく照らしています。
 ブログを通して、日々の子ども達や先生の様子や当幼稚園の考えを少しでも知って頂けるきっかけとなれば幸いです。
 今回は、【もりのこっこもも組(冬)服部緑地公園で自然あそび】をお伝えいたします。

ねらい:保育者や他児と一緒に自然の中を散策し発見を楽しむ

公園に到着すると、まずは、担任の先生からクラスで作った自然物を入れられるかごをもらって、説明を受け、2グループに分かれて散策スタート!落ち葉のカサカサなる音を感じながら、子どもたちは道なき道を進みます。

どんぐりが大量に落ちているのを見て「どんぐりまつりたのしいなー。」「どんぐりいっぱいだー。」と夢中で自然と関わろうとする子どもたちでした。
まつぼっくりを見つけると、「しょんぼりまつぼっくりやー」と普段クラスで読んでいる絵本で出てくるまつぼっくりと同じことに気付いていました。

どんぐりやまつぼっくり以外にも「トウネズミモチ」という、ブドウのような実がありました。
子どもにそれを伝えると・・・

「長いオモチやってー。」

保育者の言葉を真似して繰り返そうとする、この時期ならではの言い間違え。 ほっこりするエピソードでした。

その後は、どんぐり拾いを楽しみました。こどもの指の動きにご注目!一人ひとり拾える速さも指の動かし方も違います。微細運動は、子どもの成長にとって大切な要素の一つ。(拾わされる)ではなく「拾ってみたい!」の気持ちが生まれている素敵な時間でした。

その後は、藪の中をくぐり抜け、道の途中でかくれんぼ。

「見つけた!」と保育者と一緒に楽しんでいました。

拾ったどんぐりでクラスの玩具のチューブを使い、どんぐり転がしも楽しみました。

昼食の後は、園庭のレモンで栄養士さんがホットレモンはちみつジュースを振舞ってくれました。焚火の中で、ぽかぽか芯から温まりました。
一口飲んでは「あ”ー。」とおいしさを吐息で表現。まるで風呂上がりの1シーンを見ているようでした。

温まった後は、おもいっきりソリすべり!お母さん先生と一緒に滑ったり、野原でまったりと充実した時間を過ごしました。

もりのこっこの次の日・・・

当園のもりのこっこは連続性を大切にしています。翌日にクラスで拾ったどんぐりやまつぼっくりを使って、どんぐり転がしやまつぼっくりを水につけて、形が変わる実験あそびなどして遊びました。

水に付けたどんぐりはどんなふうになるのかな?ワクワクした子どもの気持ちを残して、この後ももりのこっこは続きます・・・

ご覧の皆さんは、写真からどのような育ちや様子・子どもの気持ちを感じましたか?

岩﨑