【年長組】完結!お米の活動

5月の泥んこ大作戦から、10か月。長かったお米の活動が完結しました。子ども達からもお話しがあったと思いますが、活動の様子をお伝えします。

作品展、発表会の取り組みの為、中断していた『籾摺り』8日間かけ、終了しました(#^.^#) 籾摺り初日は力加減のコツがつかめない子もいましたが、徐々にどの位の量だと短時間で出来る!等、体得していった子ども達でした(^-^)

最後の籾摺りが終わると「やったあ!」と共に大きなため息が(#^.^#) さあ!どのくらいかな?升を使って先生と一生に計ってみます。

なんと!20合(2升)になりました!これは今までで1番の量。子ども達に伝えると「すごい!」「頑張ったからだね」と嬉しそう。でも食べる為にはもう一つ、作業があります。「お家のお米とみんなが作ったお米のどこが違うか見てきてね」先生から宿題が出ました(^^♪

休み明け、みんなが集まると「お米、真っ白だった」「幼稚園のと違ったよ」等と違いを伝えてくれた子ども達。真っ白にする為には『精米』をする事を教わり、早速、挑戦!  瓶に入れた玄米を割りばしでついていき、お米同士がこすれる事でお米のぬかを落としていきます。みんなで順番についていきました。「粉が出てきた!」「ギュッ ギュッって音がする!」とこすれていく感覚はあるのですが、全てを精米する事はとっても時間がかかります。

そこで、精米機の登場! 精米機の中を覗き込んで、その様子をじーっと見ている子も(^-^) 真っ白になったお米に大興奮でした。

さあ!次はお米を研ぎます。「やった事ある!」の声がいくつも聞こえてきたので今回はみんなで、順番に研ぎました(#^.^#)

いよいよお米を炊きます。「炊飯器で炊く!」と言っている子もいましたが、今回は土鍋で炊きます。量が多かったので今回は二つの土鍋を使いました。火をつけると「見張っててあげる!」とじーっとお鍋を見ていた子もいました。

湯気が出てきて、匂いも…。「オモチみたいな匂いがする!」もうそろそろかな?私たちも緊張の時です。おいしく炊けてるかな?子ども達のカウントダウンで二つのお鍋のフタを開けると…。「わあ!」真っ白に炊きあがったお米を見て、歓声をあげていた子ども達でした。この日、お仕事で園に来ていたお母さんたちにもお手伝いをして頂きました。

手にご飯を乗せてもらい、おにぎりを作って頂きました。「おいしい~」「モチモチしてる!」自分達で作ったお米は格別ですね。苦労して作ったお米の活動。今回の活動をきっかけに『食に対する喜びや感謝』の心が育まれることを願っています。次回の更新もお楽しみに…。