【3歳児・もも組】こいのぼりができちゃった♪

先日のこいのぼり上げで空に泳いだもも組Aの『プチプチこいのぼり』ともも組Bの『おててちゃんこいのぼり』♬
大きい組さんは「こんなこいのぼりを作りたい!」の思いから始まるこいのぼりづくりの活動ですが、3歳児はいろいろな遊び(えのぐ・スタンプ・はさみ…等々)を経験しそれらが集まって形になっていく…ということを大切にしています。言わば「こいのぼりができちゃった」という活動です。そんな3歳児ならではの活動の様子をお伝えします。

満3歳児たんぽぽ組さんと合同で楽しんだ今年度初のえのぐ遊びは、園庭に作られた大きなキャンバスに自由に描いて楽しみました。この遊びから生まれた作品がこいのぼりの体として使われていました。

緩衝材のプチプチを使ったスタンプ遊びや手版画…写し取られる形や色が混ざって変化する面白さを味わいました。

線の上をハサミで切ってみると…「あっ!」「こいのぼりみたい!」という声が聞こえてきました。だんだんと『もしかして…?』と気づき始めた子どもたちです。

本物のこいのぼりをよく見ると「もようがある!」と気づいたももぐみさん。スタンプや手版画遊びをうろこに見立て、のりでペタペタ貼りました。

「こいのぼりの目は虹なんだよ」お友だちの言葉を聞いて、こいのぼりの目は円がいくつも重なっていることにも気づきました。「くろがいい!」「あかでかきたい!」「わたしがいちばんね」「○○がいちばん」小さな相談をしながらみんなで描きました。

「こいのぼり、おくちあいてた」こいのぼりのトンネルで遊んだ体験を思い出してお話してくれるお友だち。「そうだったね。じゃあどうしようか?」と尋ねると…「こっちとこっち、くっつければ?」「テープで!」2枚の紙を貼り合わせるアイデアが子どもたちから出てきました。考えたことを言葉にして伝えることもこの活動で大切にしている経験の一つです。

こいのぼりをロープに結ぶためのすずらんテープに工作材料をつけているお友だちがいました。「何だろう?」と思い聞いてみると「こんなのついてたよ」・・・毎日こいのぼりをあげていた経験から、本物こいのぼりには金具がついていることに気づき、再現していたんですね。

こいのぼりあげ当日は空に泳ぐこいのぼりに大きな歓声があがりました。風が吹くたびに「おくちあいた!」「あしひらいてる!」と観察力も発揮していた子どもたちです。

お友だちみんなで取り組んだ『はじめてがいっぱい』の日々でした。こいのぼり作りの活動を通して、だんだんと形になっていくおもしろさや作り上げた嬉しさを味わったももぐみさん。これらが子どもたちの力になって、今後も『ももさんパワー』を発揮してくれることでしょう。次回の更新もどうぞお楽しみに♪